新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

研究大会がありました。

 今日の相場は値上がりでした。127円高で引けています。昨日に続いて持ち株は値上がりしています。やはり最後に来るのは大型株のようです。某鉄鋼株の配当金が来ていました。昼食代くらいにはなりそうです。 対ドル相場も112円台まで戻していました。
 ところで今日は中学の仕事でした。今週から週3日仕事になりました。残り2日は専門学校の授業ですから、結局毎日仕事ということになります。
 今日は午後も仕事なので給食を頼みました。給食を食べるのは58年ぶりです。中学・高校・大学はもちろん就職してからも給食を食べたことがありません。
 今日の給食はパンにスープそれにミートソースと牛乳、ミカンです。どれも温かく味も良かったです。地域によっては弁当で冷えていて食べ残しが多数でると聞いていました。この中学の給食は温かくおいしかったです。
 さて今日は初めて1年生の授業に出ました。同じ中学と思ないほどおとなしいです。午後研究大会があったので、話のタネにでることにしました。
 町内の小中学校から先生が来ていました。助言者は教育委員会や教育センターの指導主事です。おじさんの勤める中学が研究指定校になっていたのです。
 ひまなので全体会からでました。そこで教え子に会いました。すでに54歳になるそうです。以前勤務した新設校で2番目に担任した生徒だと思います。
 小学校に勤務したいたと思ったので担当学年を聞くと教頭になったと言っていました。以前は名前を呼び捨てにしていたのですが、今は小学校の教頭です。
 研究授業も面白かったです。授業は中国の故事成語に関するものです。それを使って体験文を作るというものです。そこまでは分かるのですが、何と体験文を使ってクイズをするのです。およそ高校では考えられません。今の義務教育は自分の意見を発表することを重視しています。
 ただ、それだと基礎的な知識が不足します。確かにみんなで話し合うのは楽しいです。しかし、きちんと故事成語の由来を理解するための授業が必要なのです。
 良薬は口に苦しで楽しいクイズや話し合いばかりでは学力がつきません。国語の場合もそうです。漢字の意味や表現、比喩の理解、文法・文学史の知識と言ったものが必要だと思います。
 まあ学習ヘルパーのおじさんとしては心の中で思うだけです。今日も一日驚きの連続でした。古希をまえに全く新しい世界を知るとは思いませんでした。
 その点でいえば今の仕事について良かったと思います。明日も中学の仕事です。