新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

宮司殺人事件に思う

 今日は日曜日なので教会でした。壮年会があって先ほど帰りました。今日は夕方から某議員の政治パーティーに行く予定です。
 知人から誘われました。つまらないよと言われましたが、そのつまらなさを実感するために行きます。繁華街のホテルであるそうです。
 どんな様子であったかは後日報告します。教会の説教はペテロの手紙という日本人にはあまり馴染みのない箇所なので別のことを書きます。
 先日東京の結構有名な神社の宮司さんが殺されて事件がありました。実に奇妙な事件です。犯人は宮司さんの弟でそのお嫁さんも共犯です。
 さらに弟さんはお嫁さんを殺し、自分も自殺しています。どうも殺された宮司さんに対する恨みからの犯行のようです。殺された宮司さんは犯人のお姉さんです。
 恨みの理由は自分が宮司だったのにやめさせて姉が宮司になり、自分の子供を宮司にしなかったことを恨んでの犯行のようです。
 この神社の上部機関である神社庁もこのお姉さんが宮司になることを認めていなかったようです。その理由についても明らかにしなかったようです。
 そのため神社庁から独立した宗教法人を目指していたようです。犯人の弟さんについては、宮司だったころ余り評判が良くなかったので解任されたようです。
 お嫁さんまで犯行に加わるとはちょっと異常です。普通お嫁さんがお婿さんの犯行を止めるものなのです。さらにお姉さんを殺した後お嫁さんも殺し自分も自殺しています。
 これは破滅型の犯行です。すべてがいやになったので、関係者すべてを道連れに自分も死ぬというものです。弟さんはたぶん性格破綻をしていたと思います。
 このところこのような異常犯罪が増えています。社会が病んでいるのでしょう。宮司という神職の世界であっても同様のようです。
 神社庁も下手に神社の争いに巻き込まれたら大変なことになると思って放置したのだと思います。もし、何らかの裁定を下していたら、被害者が出たかもしれません。
 犯人の恨みが神社庁関係者に及んだ可能性もあります。ただ上級機関が巻沿いを怖れて何もしなかったのはいかがかと思います。
 神道の信仰も凶悪犯罪を防止できなかったようです。宗教としての神道にとっては大きな打撃でしょうが、そもそも神道は宗教というより習俗なので、余り影響はないかと思います。
 以前も神社庁経理をめぐってあるサイトでたたかれていました。日本会議など一時は神社勢力を背景に元気が良かったのですが、最近神社勢力も問題が起きてちょっと力を失っているかもしれません。
 明日は中学の仕事です。