新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

北朝鮮情勢の未来

 昨日も今日もいろいろ忙しかったです。年末の片づけに年賀状書きなどです。明日は久しぶりにちょっとゆっくりするつもりですが、29日はまた忙しいです。
 今日の相場は18円高でした。相変わらずの小動きです。対ドル相場も113円で張り付いています。まもなく大納会ですが、小動きのまま引けそうです。
 今年最大の外交問題はやはり北朝鮮問題でしょう。だんだん対北朝鮮軍事行動とする報道が多くなってきました。一方ではアメリカが日本や韓国の頭越しに北朝鮮と対話するという説もでています。
 国連は北朝鮮への制裁を強化しています。今の状況では北朝鮮への軍事行動があってもほとんどの国が賛成するでしょう。
中国ロシアも北朝鮮攻撃決議案が出ても拒否権を使わないと思います。北朝鮮攻撃決議案が出る時にはアメリカによる中露両国への根回しもすんでいるでしょう。
 ところでアメリカが北朝鮮への軍事行動に出るかですが、可能性は20%程度です。アメリカが一番警戒しているのは中国の動きです。もちろんロシアの動きも警戒しています。
 中国の同意なしにアメリカが北朝鮮を攻撃するとは考えられません。朝鮮半島で米中が軍事衝突する可能性があるからです。
 逆に言えば米中で北朝鮮の戦後処理について合意が成立すればいつでもアメリカは北朝鮮攻撃するでしょう。中国が合意するとすれば、北朝鮮を中国の支配下に置くということでしょう。
 アメリカと中国が同時に北朝鮮へ侵攻し、ピョンヤンを共同統治とすれが合意が成立するかもしれません。今の状況では日韓は置き去りにされる可能性があります。
 北朝鮮の核の脅威はアメリカが排除し、中国は北朝鮮の政治・経済を支配下に置くということであれば合意できるでしょう。
 アメリカはピンポイントで核施設やミサイル基地を攻撃し、中国は地上軍を派遣して、実質的な支配下に置き、傀儡政権を樹立させればよいのです。
 韓国と日本はかやの外で、米中の軍事行動を見守るだけです。金委員長とその家族はロシアで亡命ということで米中ロは手打ちするかもしれません。
 これは夢物語で、現実には北朝鮮制裁にもかかわらず核とミサイル開発を進展するでしょう。そして、来年末にはアメリカの最後の決断があるはずです。
 それは軍事行動か日韓の頭こなし交渉かです。可能性としては頭こなし交渉の方が強いと思います。明日はのんびり過ごします。