新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

投資は時を買うことです。

 今日は中学の仕事でした。年初なのでそれほど授業も進まずありがたかったです。ところで今日家に帰ると証券会社から報告書が来ていました。
 毎年3回くらい来ます。世間では株高が言われていますが、おじさんの持ち株はいつも書くように含み損です。理由は買ったタイミングが悪かったのです。対ドル投資もそうです。こちらは運用方法を間違えたのです。
 株式はいつ買うかが全てなのです。当然のことですが、安く買って高く売るのが常道です。もちろん、損切と言って値下がりすたらすぐ売って別の高くなりそうな株を買うという投資方法もあります。
 おじさんは長年とにかく値上がりするまで待つという戦法を取ってきました。株式投資にはその時その時の話題があるのです。それから外れると全く動きません。
 取りあえず含み損がないのは某不動産株と某海運株です。前者は東京を中心に不動産を沢山もっているので、最近の不動産ブームに乗って値段を戻しました。
 以前はそれでも結構下げていたのです。こちらも、不動産ブームが去ればいつ下落するか分かりません。海運株も世界経済の好調が理由だと思います。今日も相場全体は下げていましたが、この株は年初来高値更新です。
 建設株を以前もっていました。長い間建設不況でさっぱりでした。それが、ある時ちょっと値上がりしたので売却しました。その後東京オリンピック招致や今話題のリニアモーターカーで大きく値上がりしているのです。
 都銀や地銀株も以前はそこそこ値を保っていたのですが、異次元の金融緩和が継続する中で値下がりしてしまいました。こちらは金利が上がってくれば大きく値上がりする可能性もあります。
 電力株は東北大震災の影響で原発が停止になり長い間値段が戻りません。それでもじわじわ配当を増やしてきているので、定期預金にするよりはるかに利回りはいいです。
 売却益はこの先10年は見込めませんが、配当金が結構いいので、6月12月にちょっと豪華な食事くらいはできそうです。某鉄鋼株も中国経済が絶好調の時に買ったので、今はさっぱりです。それでも中国が鉄鋼の減産に踏み切ったので、少しずつもどしています。
 鉄鋼・海運は王様乞食でその時の指数次第です。鉄鋼であれば鉄鋼のトン当たりの値段であり、海運ならバルチック海運指数次第です。
 電機株もかっての技術力の復活に期待したのですが、業態の改変がまだうまくいっていません。同業他社に差をつけられています。
 ドル投信は毎月分配分です。投資額にくらべて毎月配当がいいです。数千円単位できます。定期預金なら100万円でも年に数百円なのですから相当いいです。
 ただこれは投資段階で失敗しました。以前もっていた投信の一部売却するはずだったのですが、証券会社はそんな方法はなく、全て売却して同じ値段で買い戻すというものでした。
 そのためこれから先絶対に戻るはずのない円安水準で買ってしまったのです。恥ずかしくて書けない対ドル水準なのです。
 ことほどさように投資はタイミングが難しいです。今の相場だけでなく個別の銘柄の値段を安いと判断するのかということです。これまでの経験から言えばやはり投資はギャンブルだと思います。
 どんなに緻密な思考をしても、予想できないような天変地異や政治的変動があるからです。まさに神のみぞ知るです。明日も中学の仕事です。その後忙しいのでブログはお休みです。