年金受給について
昨日から忙しくてブログはお休みしました。昨日は中学の仕事でした。今漢詩をやっています。以前中国に居たので懐かしかったです。
ところで、最近70歳を過ぎても年金を受け取らないで良い制度にしようという話が出ています。現在65歳が標準でそれ以降年金を受給するのを伸ばせば年金が増え、それ以前にもらえば年金が減ります。
もちろんおじさんは64歳から受給しました。60歳から64歳までは一部支給でした。経過処置で64歳からもらえたのです。
1歳年上の人は63歳から満額支給でした。年金をもらうようになって年金のありがたさが良く分かりました。年金受給を先延ばしにして、その間働けばよいというのが政府の考えのようです。
しかし、そううまくいきません。なぜなら年金額に近く働くとなると結構大変なのです。現役時代の収入など望むべくもありません。
おじさんも定年後、半年ほど再任用で働きました。3月分の給与の半分程度に4月はなりました。公務員の場合ほぼ完全な年功序列なので、定年直前の時が一番給与が高いのです。
再任用になると初任給程度まで給与が下がります。ですからもしパートタイムの仕事があるなら、年金と併給にするのが一番です。
年金という下支えがあるので、仕事がいやならやめることができます。また人間いつ死ぬかわかりません。ツマクマは68歳で亡くなったので、払った額ほどもらってないと思います。
70歳まで年金をもらわず生活できる給与を得るのは並み大抵ではありません。それに頑張って70歳まで働いて年金を貰おうと思ったらそれまでの無理がたたって病気になることも考えられます。
一番いいのは65歳で満額もらって70歳まで何か小さな仕事をして小遣い程度稼ぎ70歳から引退が一番良さそうです。73歳までくらいなら結構元気にやれるかもしれません。
ただよほど特殊な資格でもないと70歳過ぎて雇ってくれるところはないと思います。おじさんの場合、教職で今人手不足なので今年まで働くことができました。
皮肉なことに教師はつぶしが効かないと言われたのに、一番長く働くことができました。教師は教師しかなれなかったからです。現代風に言えば参入障壁が高いのです。
長年サラリーマンをやってきた人が65歳から教師になるのは難しいでしょう。教師の常識は社会の非常識とも言われました。それはそのまま社会の常識は教師の非常識ともなるのです。
どこの世界でも常識のある人を雇いたいでしょう。となると教師をやれるのは老いていても元教師が良いのです。明日は日曜日なので教会です。