新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

株式相場株式相場は大幅安ー円高が原因か

 今日は専門学校の授業でした。先週試験も終わっているので、やる気はあまりありません。後は卒業を待つだけです。卒業まで授業が10回くらいあります。
 留学生の場合、試験に合格しても出席日数が少ないと卒業できません。それで授業には来ますが、やる気はありません。立場が逆でも同じようにするので仕方ありません。
 ところで、今日は大きく株式相場が下げていました。原因は間違いなく円高です。円が対ドルで120円どころか105円をめざしています。
 今のところは108円台でとまっていますが、今後どうなるか分かりません。流れは完全に円高方向です。日銀の金融緩和政策も陰りが見えてきました。
 世界的な金利上昇に日本だけが無関係とはいかないでしょう。日本の景気は良いと政府が言っているのに、金融政策だけは不況並というのは論理矛盾です。
 必ず論理に従った流れになると考える方が合理的です。安倍政権も日本だけが世界の流れと無関係と言い続けるのは難しいでしょう。
 逆にアメリカの方は円高は歓迎です。日本からの輸出は減少するし、アメリカの輸出にとっては有利だからです。株価も正直です。
 今日の下げでとうとう11月水準まで戻しました。1月当初の値上がりを全て吐き出した形です。と言ってもまだ相場は始まったばかりです。
 相場の格言通り皆が皆買いと言ったら黙って売れです。週刊誌が株式特集を組んだら相場は終わりです。今回も年初の値上がりで買った人はすでに含み損が出ているのでしょう。
 去年の秋ごろに買った海外の投資家は1月初めの値上がりの時に売っているはずです。それを週刊誌などにはやされて新規の個人投資家が買って含み損を抱えているという構図が見えてきます。
 おじさんの持ち株でいえば日経平均は3桁の値下がりですが、持ち株の値下がり幅は数円単位です。数十銭単位の値下がりのものもあります。
 大きく値上がりした時も大して値上がりしませんでしたが、値下がりした時もそれほど下がりません。今回の相場と持ち株とは全く無関係だったのでしょう。
 取りあえず持ち株は持続です。いつか重厚長大株にも晴れの日が巡ってくるでしょう。明日も専門学校の授業です。