新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

変化する北朝鮮情勢

 今日は専門学校の授業も終了してフリータイムになりました。図書館に行ったら何と特別館内整理でお休みでした。その後繁華街に出て本屋に行って帰りました。
 相場の方は日経平均で160円ちょい安です。昨日の値上がりの半分くらいがなくなっています。相変わらず安定していません。
 何をするか分からないトランプ政権が今度は輸入製品に高関税をかけると発表したので、世界中が大騒ぎです。EUも中国も報復すると息巻いています。
 共和党内の自由貿易派も不満をもっています。おまけに、経済関係の高官が辞任するようです。こちらは自由貿易派だったので、自由貿易が後退するのではという懸念も出ています。
 ところで、南北首脳会談が行われるようです。実質的な結果がどのくらい出るか不明です。それにしても、北朝鮮がよく妥協したものだと思います。
 以前は金委員長は青二才だと思われてきましたが、なかなかしたたかな外交センスをもっているようです。日米韓の間にくさびを打つことも考えているようです。
 韓国の次にアメリカに会談を申し入れる可能性があります。もしアメリカがこれを受け入れて、米朝協議ということになれば、日本だけが取り残されてしまいます。
 日本の場合は拉致問題があるので、簡単に日朝協議というわけにはいかないでしょう。だからといって、米朝・南北の協議を静観していたら取り残されてしまいます。
 貿易問題でも、対アメリカでEUと中国が連合したら、ここでも日本は取り残されてしまいます。安倍首相とトランプ大統領はツウか―だから大丈夫などと思っていたらひどい目に会います。
 一帯一路政策でも、どんどん進行しています。「日本はすごい」論が横行している間にどんどん世界は日本を置き去りにしているようです。
 国際関係は単なる好き嫌いだけではうまくいかないと思います。したたかな政策を実行してこそ実を取ることができると思います。
 明日は中学の仕事です。