新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

やはり政治の一寸先は闇

 今日は日曜日なので教会でした。今日はおじさんの司式当番でした。事情があって、4月から長老(役員)をやらないので、今日が任期中最後の司式です。
 何とか間違えずにやり遂げることができました。ところでタイトルの内容はあの森友学園の文書書き換え問題です。朝日新聞が改ざんがあったと指摘したのですが、世論の大半は半信半疑でした。
 まさか財務省がそんなことをするはずがないというのが大方の意見でした。逆に朝日新聞はあんなことを書いて慰安婦問題の二の舞になるのではという意見もありました。
 ただもし、朝日新聞の記事が事実なら大変なことになるとの意見もありました。それが、担当者の現国税庁長官の辞任で思いがけない方向に進みました。
 なんの落ち度もないのに国税庁長官が辞任するはずはありません。まず長官辞任で恭順の意を示してその後事実を認める戦術とみられていました。
 それが、今日の各紙の一面トップで財務省が改ざんの事実を認める方向と報じました。なぜか朝日新聞だけは一面トップではありません。
 保守系の読売や産経も報じたくらいだから、フェイクとは思えません。これほど重大なニュースを裏どりなしに掲載することはあり得ないからです。
 そうなると責任は財務大臣の麻生さんにも及びます。先の防衛省の日報問題では防衛大臣が辞任しました。
その例にならうと麻生さんが無傷というのは考えないくいです。もし麻生さんが辞任ということになれば、さらに安倍さんの責任はということになります。
 森友問題は終わったテーマだと考えていた政権側にとっては大きなショックだったと思います。この問題を簡単に終わらせたくなかったサイドの情報リークがあったことは間違いありません。
 それは反アベサイドなのでしょう。安倍一強政権と言われながら、政界・官界には安倍政権に対する不満がうずまいていたのでしょう。
 これで、安倍さんの3選は難しくなりました。外交の安倍と自負しながら、米朝首脳会談については蚊帳の外におかれました。
 アベノミクスも今ではほとんと評価する人はいません。やはり長期政権の飽きがきていると思います。さてさてこれからどうなることやら。
 明日は中学の仕事です。夕方モンゴルの馬頭琴の演奏会を聞きに行くのでブログはお休みするかもしれません。