決裁文書の書き換えは禁じ手
昨日は近隣の町のお寺にモンゴル楽器の演奏会を聞きに行っていました。夕方からあったので、ブログをお休みしてしまいました。
今日も午後から忙しいので今これを書いています。株価の方は昨日値上がりしましたが、今日は安く始まっているようです。対ドル相場も106円台にとどまっています。
先週から森友問題で大きな動きがありました。少し前まで森友問題は飽きられていたのですが、ここにきて大きな動きを見せています。
朝日新聞でなく内閣の方が危機に陥ったのです。森友問題は直接安倍首相と関わりがあります。だからこそ、忖度が行われたのです。
おじさんも公務員のはしくれだったので、決裁文書を作ってきました。校内文書でも決裁を受けて確定したらそれを勝手に書き換えることは厳禁です。
一度会議で変更があった内容をそのまま決裁文書にしたことがありました。それに気づいた同僚が上司に報告し即刻上司から叱られた経験があります。
その時は意図的にしたのではなく、単に勘違いして訂正するのを忘れていただけなのです。行政の場合、最初に担当者が起案して、それぞ次々に上にあげていきます。
高校の場合、主任・主事クラスが起案して教頭にあげ、それを校長や事務担当者が回覧して決裁が終わります。その過程でチェックが入ります。
今回問題になったのは決裁を受ける根拠です。「特例により」という場合はなぜかを示さなければなりません。決裁を受けるので口頭でなく、文章にしなければなりません。
ただ今回の場合、余りにも細かく根拠を文章や写真として残し過ぎています。後でまさかオープンになると思わなかったのでしょう。
決定的な証拠を残してしまいました。今回の件は明らかに意図的なリークです。近畿財務局のあり方に反感を持つサイドからでたと思われます。
財務省側もリークを確認した時点で逃げられないと思ったでしょう。よほど事情を知るものでしか分からない事実だったからです。
この先どうこの問題が展開するか不明です。ただ安倍三選や憲法改正の行方が全く不明になった点ははっきりしています。
政治や行政について国民が不信感をもったことは事実です。明日はオープン戦を見に行く予定です。