北朝鮮問題をめぐる4すくみー内部に問題を抱える4国
今日は日曜日なので教会でした。今は受難節です。来週から受難週に入ります。イースターは4月1日です。今日の説教はゲッセマネの祈りについてです。
キリストが自分の死を予感してゲッセマネの園で祈るのですが、キリストに従った数名の弟子以外は皆寝込んでしまうという記事です。
日本人にはほとんど知られていない箇所なので、別のことを書きます。国内では森友文書をめぐって政局になっていますが、目を海外に向けると北朝鮮をめぐって大きな変化が起ころうとしています。
ただ当事国の日本・韓国・米国・北朝鮮ともに内部に問題を抱えています。日本の場合は言わずと知れた森友文書問題です。100か所以上の改ざんがあったのですから、その責任は重いです。
下手をすると内閣が吹っ飛びかねない状況です。内部の目を外部に向けて批判をそらすのは政治家の常套手段です。おまけに米韓とも北朝鮮と首脳会談の約束を取り付けました。
日本だけが取り残された形です。ですから2国の先手を打って日朝協議が成立すれば、森友文書問題もそれで目立たなくなります。
そうなれば、安倍政権もやすやすと相手の手に乗るわけにはいきません。北朝鮮としては日本を孤立させることで米韓と日本を分断することもできるわけです。
もし、会談をしても大きな成果を残せなければ失望が広がり、文政権の支持も落ちるでしょう。アメリカの場合も北朝鮮との首脳会談は歴史的にも初めてです。トランプ大統領は歴史に名前を残すことができます。トランプ大統領は北朝鮮を驚かすような即断即決をしました。
さりとて、非核化に同意すれば軍部が黙っていないでしょう。国内・国際両方とも情勢が混とんとしてきました。5月には結論がでるでしょう。
今年の夏は内外とも暑い夏になりそうです。それが相場にどう影響するか心配です。明日は中学の最後の仕事になります。