新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

泥沼の官僚不祥事

 今日は庭の手入れなどをして過ごしました。バラの木が大きくなりすぎたので、枝を落としたりしました。カットはいいのですが、今の時代枯れ枝を燃やすわけにいかないので、袋詰めが大変でした。
 アメリカの株式市場は大きく下げたのですが、日本の相場は朝方こそ下げたものの、三桁の高値引けでした。市場の方はそれほど問題ないのに、行政の方は不祥事だらけです。
 立法側の行政に対する不信感は相当なものがあると思います。森友問題も佐川氏の喚問で終わると思われたのに、今度は財務省が森友側に口裏合わせを依頼したことが明らかになりました。
 その上防衛省では、イラク派遣に関する日報が存在しないと言っていたのに存在していました。またその事実が防衛大臣に伝わったのはずいぶん経過してからです。
 これら一連の出来事に対して自民党側からも不満の声が続出しています。内閣支持率も佐川喚問で持ち直したという報道もあったのですが、最新の世論調査では大きく不支持率が支持率を上回っています。
 JNNの調査では不支持率がが58%に対して支持は40%しかありません。これでは憲法改正など夢のまた夢です。これから行政の文書管理をどうするかを議論しなければなりません。
 世界に冠たる日本の役人も今のところ形無しです。行政のトップである総理大臣の責任も問われかねません。やはり安倍一強政治が今回の問題の根底にあると思います。
 森友問題でそれが強くでました。日米首脳会談があるようですが、今の日本の政治的混乱の中では実りある結果は難しそうです。
 アメリカ側も日本の政治状況は熟知しているはずです。かなり強気の姿勢で日本側に向かうでしょう。これはトランプ大統領のもっとも得意とすることなのです。
 さてさてこれから日本の政治はどこに向かうのでしょう。明日から専門学校の授業が始まります。2年生を担当します。