新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

専門学校の授業が始まりました。

 昨日は専門学校の授業の初日でした。1年生の担当かと思ったのですが、2年生担当になりました。人数は13人くらいです。
 ベトナム人とネパール人が半分ずつくらいです。去年までの学生は半分くらい女性がいたのですが、今年は2人です。そういえば、ひとりスリランカの人もいました。
 1年生の方は30人くらい学生さんがいるようです。一人で30人を教えるのは結構大変だと思います。1年生担当の先生ともお会いしました。
 小論文指導とかの経験しかないそうで、日本語教師の経験はないそうです。前の先生も本来は英語が専門のようでした。日本語教師は向いていないと高校の英語教師に転職しました。
 それで、今回の授業を参観に来ました。授業は90分2コマです。厳密には45分授業を一度して、5分休憩、その後40分授業をして、15分休みです。
 それをもう一度繰り返します。内容は語彙・単語・文法・聴解(リスニング)です。結構学生間の能力差が大きいです。
 大体N3と言われる、日本語能力検定3級は普通に会話できる程度です。ほとんどの学生さんは、このランクまでもっています。使われている日本語も日常会話語程度です。その上は2級で、こちらはかなり古い日本語も交じります。
 たとえば、「いかんともしがたい」とか「さもありなん」と言った感じです。1級まで行くと大学や大学院の語学試験免除ということになります。
 日本語学習も2年目なので、余りやる気はありません。まあ仕方のないことです。頑張るしかありません。ところで明日からいよいよ中学の仕事開始です。
 明日は中学の担当者と打ち合わせです。金曜日は専門学校の授業なのですが、土曜日に入学式があるのでその準備でお休みです。
 結局来週の月曜日から本格的な仕事が始まります。