新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

何だか世界の潮流に取り残される日本

 今日も中学の仕事でした。だんだん今の学校にも慣れてきました。来週は水曜日一日だけの勤務です。相場の方は株式相場が100円高でした。対ドル相場は109円台です。
 ところで今様々な分野で何だか日本が取り残されているような気がします。政治でいえば今は官僚の劣化が問題になっています。
 そもそも決裁文書を書きなおしたり、うそと思われる証言をしたり、セクハラしたのに居直ったり、トップが責任を取らなかったりとひどい状況です。
 それに対して若者が怒るどころか、現体制を積極的に支持しているのです。以前なら、まず若者が純粋な正義感から怒りの声を上げたものです。
 経済政策はもっと世界の潮流からはずれています。金融政策がその最たるものです。今世界では低金利政策への見直しが進んでいます。日本の金利は限りなく0に近いのにアメリカの金利は3%に達しようとしています。
 財政赤字を改善するのが常識なのに、政府はいくらでも国債を発行しても良いという暴論が横行しています。キャッシュレス社会が世界の常識になりつつあるのに、相変わらず日本は現金主義です。
 小売りや飲食店がその最たるものです。お店でカードを使おうとすると断られることが多いです。産業でも自動車の自動運転や電気自動車の開発なども遅れています。
 さまざまな縛りがあるからでしょう。国際政治でも取り残されつつあります。対北朝鮮問題では完全に取り残されています。日米首脳会談でもそうです。
 マスコミでもほとんど日米首脳会談の成果が報道されませんでした。日本と関係なくアジア情勢は進んでいます。外交のアベと言われたのも昔のことです。
 以前華々しい外交を行た安倍さんも結局はお金をばらまいたから歓迎されただけです。今さまざまな分野で完全に中国に差をつけられました。
 そろしろレジュームチェンジが必要です。このまま安倍政権が続いても国民は飽きがくるだけです。以前なら政局になったのに、政治かもおとなしくなりました。
 何とか今の閉塞的な状況を打破すべく政府首脳を入れ替えてほしいものです。明日は専門学校の授業です。