新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

米朝首脳会談中止の波紋

 今日は専門学校の仕事でした。何とか無事終わって、今週の仕事も完了です。今日の相場は連日の下げにストップをかけました。
 寄り付きは下げていたのですが、その後値上がりに転じています。タイトルの米朝首脳会談中止に最初は強く反応し相場は下げましたが、今日はそれほどの影響もないだろうということで小幅ながら上昇したのです。
 個性的な二人の指導者ですから、そう簡単に会談が成功するとも思われませんでした。今回の中止の主因は北朝鮮にあるのは明らかです。
 金委員長はこちらが強気に出れば相手は引くだろうと考えたのです。しかし、取引を強みとするトランプ大統領がそう簡単に引き下がるはずもないのです。
 おじさんも会談中止を聞いてもそれほど驚きませんでした。多くの人もやはりと思ったはずです。今ボールは北朝鮮に返されました。
 このまま北朝鮮が何もしなければ、アメリカは文字通りこれまで以上の経済制裁を行うでしょう。困るのは韓国と中国です。
 両国は北朝鮮のことを何とかしたいと思うでしょうがアメリカに逆らうわけにはいきません。北朝鮮もこの機会を逃したらつぎの機会がいつ来るか分かりません
 さりとて北朝鮮が譲歩すれば、どんどんアメリカに押し込まれるでしょう。それは避けたいところです。今北朝鮮は落としどころを必死に考えていると思います。
 使えるのは韓国や中国に仲立ちを頼むことです。何かを頼むにはおみやげがいります。そこまでしてと北朝鮮が思えば、このまま会談中止が決定するでしょう。
 今度は中国も助けてはくれないと思います。北朝鮮の唯我独尊の態度には手を焼いていたと思います。今のところ、朝鮮半島が緊張しているというニュースはありません。
 すべては北朝鮮次第です。これからの動きが注目されます。明日はのんびり過ごします。