日朝首脳会談に思う。
今日は中学の仕事でした。子供と大人の中間である中学生は難しいです。高校生になると余りバカなことはしないし、話せばわかるところがあります。
しかし、中学生はそうはいきません。大人の体格の生徒もいれば、まだ声変わりしていない生徒もいます。精神的にも揺れ動く時代のようです。
また地域の特徴を強く受けています。高校の場合いくつもの中学から入るので、地域性は薄いです。隣接する中学でも地域の違いを強く実感させられています。
トランプゲームでも先に出したものに対してこちらは最も適当はもので対抗できます。先手必勝の逆です。今回北朝鮮の側にすれば、急いで日本と会談する理由はありません。
保守派の人が言うように、どんと構えて向こうが何か言ってくるまで待っていたら、日本抜きで朝鮮半島情勢が決まってしまいます。 決まった後に何を言っても無駄だというのは常識です。先述した国は日本をはずして団結しようとしています。今日本が会談を求めても交渉材料に何があるというのでしょう。
すでに融和ムードににる中で、日本が制裁強化で北朝鮮への圧力を強めようとしても、協力する国はありません。ポストアジア冷戦を見通しているのです。
アメリカも言うべきことは言ったので、後は日本と北朝鮮で話し合ってくれということです。モンゴルでどのような話し合いがもたれたか知りませんが、とても日本の世論が納得するような形の日朝首脳会談はできないと思います。
政治は一寸先は闇です。外交のアベで売ってきたのに、外交で国民が失望して、保守派からも見捨てられるということにもなりそうです。
保守派の雑誌が日朝首脳会談をどう評価するかみものです。明日は専門学校の授業です。