昨日の敵は今日の友ー変化するアジア情勢
今日は一日だらだら家で過ごしています。株式相場は午前中一時下げていたのですが、結局日経平均270円ちょい高で引けました。
日本の場合はアメリカの属国ですから、アメリカがどんな無理難題を言ってもはいはいと聞くしかないでしょう。そういえば、あるサイトにこの前の米朝首脳会談でトランプ大統領が拉致問題について取り上げたので、相当な額の口利き料を取られるだろうと書かれてありました。
不動産売買でも仲裁料は取られるのですから、不動産王であるトランプ大統領が仲裁料を取らないはずはありません。取るのが常識です。
大統領の専用車は極秘中の極秘でしょう。それを見せるほど親しくなったのです。まさに昨日の敵は今日の友です。金委員長はトランプ大統領だけでなく、習主席とも仲良くしているようです。
おじさんも、ことが起これば、中国軍が北朝鮮に侵攻して、傀儡政権を作るのではとまで思っていました。それが、何と3月くらいの間に3回も金委員長が中国を訪問したのです。
また、自分の命を預けるシンガポールまでの飛行に中国の航空機を使ったのです。飛行中にもいろいろ国内に指示を出しますから、その情報は中国に筒抜けです。
それを承知で中国の飛行機を使っているのです。中国側は上機嫌です。もともと歴史的に見ても、何かの時には朝鮮半島の王朝が中国に助けを求めました。
朝鮮半島の政権と中国の連合は歴史的に見て強固なものがあります。韓国の歴史ドラマを見ても、朝鮮の国王の即位に関して了解を求める場面が必ず出てきます。
何かあった時一番頼りになるのが中国なのです。中国も北朝鮮が何を言ってもいずれ戻ってくると思っていたのでしょう。駄々っ子が結局親のところに戻るようなものです。
韓国が中国側につくと日本は大陸から切り離されてしまいます。対北朝鮮強硬派の安倍首相もこの展開にあせっていると思います。
米韓軍事演習の中止から在韓米軍の撤退、さらには在日米軍の縮小となると日本の安全保障は厳しいものになると思います。さりとて急激な軍備拡張も難しいです。
急激に展開するアジア情勢に日本がどう備えるか難しいです。明日もだらだら過ごす予定です。