不可解な事件が多いです。
数日前からパソコンを修理に出していました。故障ではなくワードが使えなくなったのです。結局もう一度ワード買ってそれをインストールしてもらって、やっとワードが使えるようになりました。
株式市場の方は大きく下げた後戻しています。ところで、最近不可解な事件が多いです。お金や怨恨にまつわる事件は原因と結果がはっきりしているので分かりやすいです。
ところが、最近の事件はなぜそこまでしなければならないのか不明な事件が多いです。最初は新幹線の事件です。新幹線で刃物で襲った男と格闘して亡くなった事件です。
なくなった方は相当優秀な方でした。ご両親がクリスチャンだったので、正義感が強かったのではと報道されていました。普通なら真っ先に逃げるところを、踏みとどまって抵抗したのです。
その場にいた女性を助けるためだったとも言われます。加害者がなぜ新幹線の内部で刃物を振り回して人を殺傷したのか不明です。が
大体人を殺すには相当強い意志が必要です。銃などと違って刃物の場合特にそうです。交番の警官を殺して銃を奪い、人を殺した事件も動機が不可解です。
基本引き金を引けばタマがでます。ある人はこんな不可解な事件を起こす加害者は自殺願望があるのではと言っていました。自分で自殺する勇気がないので、人を殺して死刑になろうとしているのだというのです。
それもあるかもしれません。現代は何か不機嫌な時代のようです。社会全体が閉塞感に包まれているようです。といって、社会から抜け出すことも、脱落することもできません。
今の社会は以前のような隙間がないのです。びっちり生まれて死ぬまで固められているようです。今の時代では簡単に病気で死ぬこともできないのです。
福岡のインターネットがらみの事件はとうとうここまで来たかの言う感じです。インターネットが広まる直前ある番組を見ました。その中であるネットのゲームが報道されていました。
そのゲームの中で人は自由に動物の顔をして生きることができるのです。気に入ったら相手とゲームの中で結婚することもできるのです。
それについて専門家はこれから現実空間と仮想空間の二つを人は生きることができると述べていました。今回の事件は仮想空間から現実空間への侵入なのです。
仮想空間はあくまでも虚であって、現実の生活が実であるはずです。しかし、仮想空間が現実のすべてで、現実の生活ができない人が増えています。
また、承認願望を仮想空間で満たそうとする人が増えているのです。仮想空間で承認を得る方が現実空間で承認を得るより容易でしょう。
ただ、皆と同じことを言っていては、目立ちません。目立つためにはどうしても過激な方がよいのです。どんどん過激になる傾向がネット空間にはあります。
それにしても、自分の意見が通らないからと言って殺人まで犯すのもひどいです。一種のストーカー殺人とも言えます。
多くの人が現代社会では病んでいるのだと思います。ただおじさんの頭ではどうすればよいのか分かりません。なぜなら殺人の原因と結果が分からないのですから。
明日は専門学校の授業です。