新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

相場は大きく下げています。14:00現在。

 今日は中学の仕事でした。帰って相場を見てみると、大きく下げていました。300円近辺の下げです。学校では相場を見れないので、帰ってみています。
 先週は大きく上げたのですが、また下げています。日経平均22000円割れ寸前です。一時22000円を割っていました。
 22000円は一つの節目です。このところ、行ったり来たりの相場が続いています。最大の要因はアメリカです。とにかくトランプ大統領ちゃぶ台返しがひどいです。
 一番懸念されるのが、貿易戦争の行方です。中国だけでなく、EUアメリカ諸国にも戦争をふっかけています。アメリカ諸国とは、カナダやメキシコです。
 トランプ大統領は、こちらが脅せば簡単に相手が折れてくると思ったようです。かっての日米貿易摩擦で、強気に出たアメリカに日本が折れた経験を知っているからでしょう。
 安倍首相の態度を見ても、強気に出れば大丈夫だと思ったのでしょう。しかし、日米貿易摩擦の時代と違います。グローバル経済が相当進んでいるのです。
 また自国ファーストはアメリカだけではありません。今の時代どこもそうなのです。違うのはアメリカの準属国の日本くらいでしょう。
 日本だけが表立ってアメリカを非難できないのです。その間にどんどん中国が仲間を増やしていくでしょう。貿易摩擦の問題では中国もインドもEUも反米で連携するでしょう。
 朝鮮半島問題で日本だけが置いてけぼりを食いましたが、貿易問題でもそうなる可能性があります。さりとて、アメリカから見放されたら安倍政権などひとたまりもありません。
 外交の安倍が売りですが、TPP問題でも朝鮮半島問題でも安倍外交はさえません。日朝首脳会談を呼びかけるようですが、はたして北朝鮮が応じるでしょうか。
 北朝鮮には日本との首脳会談をしても、たいして得るものがないのです。そんな会談に応じるはずもないでしょう。またイラン原油の禁輸を決めたようですから、原油相場も上がるでしょう。
 ただでさえ高値のガソリン価格はさらに上昇する可能性があります。そうなれば、企業収益を圧迫するし、個人も消費を抑えるでしょう。
 いずれにしても、株式相場に良い影響はありません。ところで、3月の配当が全て来ました。去年より1万円くらい配当が増えていました。
 定期預金の利息から考えると雲泥の差です。株価は下げていますが配当を貰えるのでうれしいです。明日は専門学校の授業です。