新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

宣伝における費用対効果についてーある経験から

 今日は中学の仕事でした。だんだん中学の仕事にも慣れてきました。ところで、2月くらいからある方の新規事業の相談を受けていま。
 その方は以前ある事業をしていたのですが、介護などの問題もありその事業をやめました。その後介護も終わり、新しい場所で再び事業を再開したいとのことでした。
 おじさんは教職経験しかないので、事業に直接携わるわけではありません。主として宣伝を担当しています。どんなすばらしい事業内容でも、ユーザーがいなければどうしようもありません。
 今回はライバルも多く、土地勘もないところなので大変でした。広告・宣伝にはいろいろな方法があります。膨大なお金のかかるテレビ広告から自分でチラシをまく方法まであります。
 自分でまけば人件費はただで、チラシの印刷代だけです。しかし、宣伝範囲が限られます。ところで今回協力している事業は地元密着型です。
 そんなんに遠くから車で来るような性質ではありません。具体的にどんな宣伝手段を使ったか書きます。まず先述したポスティングです。次に新聞の折り込み広告、タウン誌への宣伝掲載、ネット広告などです。
 一番最初は自分パソコンで文面を作ってポスティングしました。結果は全く反応なしです。やはり、人目を惹くデザインのようなものが必要でした。
 その後知り合いのデザイナーさんが見かねて、宣伝ビラをデザインしてくれました。自分で作ったチラシと大違いです。その後このビラを中心にプロの広告を依頼しました。そのビラをポスティングしたら、わずかですが反応がありました。
 新聞折込も効果なしです。理由の一つは今新聞を取る人が減っています。次に折り込み広告の数が多すぎてみないで捨ててしまうのです。
 ある時タウン誌にいまかかわっている事業の広告が出ていると教えてもらいました。これは先述したデザイナーさんが教えてくれたのです。
 それでさっそく、タウン誌に電話して料金を聞くと数万円程度でした。すぐ掲載してもらうと反応が結構ありました。また別の広告を見て、いまある事業項目以外に新しい事業を加えました。
 こちらはタイムリーだったようで、結構反応がありました。新しい事業もタウン誌で宣伝しました。タウン誌を見たがと言う問い合わせが結構あったのです。
 最後にネット広告もやってみました。こちらはタウン誌の数倍の値段です。物は試しとやったのですが、反応はほとんどありませんでした。ただかなり遠いところからの問い合わせがありました。
 宣伝で一番考えたのはターゲットをどこに絞るかです。ビラのタイトルにそれがでました。地元は高齢者が多い地域です。それでシニア向けだと宣伝を打ったのです。
 その反応は良かったのですが、どうもシニア専門と思われてジュニアからの反応が少なかったです。事業はもちろんすべての年齢層対象です。しかし、重点はシニアとジュニアなのです。
 ポスティングで反応があったのは、直接手渡した方からでした。郵便受けに入れるだけでは反応が薄いようです。やはり声掛けが必要だと分かりました。
 結局費用対効果が一番良かったのはタウン誌でした。秋ごろもう一度タウン誌にジュニア向けの広告をだしてみようと思いました。
 効果がほとんどない、新聞折り込みと費用のかかるネット広告はやめです。来年はタウン誌とポスティングに絞ろうを思いました。
 とても良い経験をしたと思っています。明日は専門学校の授業です。