新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

相場をゆるがすトランプ旋風

 昨日は専門学校の授業でした。残り3回の授業と前期試験で取りあえず終わりです。前期試験の問題はすでに提出しました。
 ところで、昨日は円高に振れていました。このところ円安が続いたのですが、トランプ大統領の利上げ反対の意見表明でドル安に振れています。
 これまでアメリカは政府があまり市場に介入しなかったのですが、トランプ大統領は別です。トランプ大統領が発言するたびに相場は動きます。
 それも従来の流れを覆すことを言ったりしたりするのです。今一番大きな問題は貿易戦争です。中国はもちろんEUや南北アメリカにも仕掛けています。
 日本にもしかけていますが、余りマスコミでは取り上げられません。日本にとって大きな問題はイラン原油輸入禁止処置です。
 これの実施も目前に迫っています。トランプ大統領は方針転換をしないでしょう。日本が継続してイランから原油を輸入するなら報復処置をとると思います。
 しかし、イランからの原油がストップすれば、別の国からの輸入を増やさなければなりませんが、そんなに急に輸入先を見つけられないでしょう。
 そうなるとガソリンなどの価格が上昇します。今150円近辺ですが、160円近くに上がるでしょう。輸送コストも増大するし、個人も消費を控えるでしょう。
 ここで円高政策を取ってくれれば輸入価格を押さえられるので助かるのですが、そうはならにでしょう。円をあげるためには、日銀がゼロ金利政策を見直すと言ってくれればいいのです。
 そうすればあっと言う間に110円を越えた円高になるでしょう。それはアベノミクスをやめることになるので、絶対に認めないとは思いますが。
 原油高が原因で物価高になっても喜ぶのは日銀だけでしょう。庶民は困るのです。原油高が原因で物価が上昇しても給与には繁栄しないでしょう。
 トランプ大統領の引き起こす騒ぎはまだまだ続くと思います。アメリカ国民が引き起こした災厄はこれからも続くと思います。
 明日は日曜日なので教会です。最近行き始めた教会に行く予定です。