「コンビニ外国人」を読んで思ったこと。
今日は仕事がないのでのんびり過ごしています。先日買った「コンビニ外国人」(新潮社新書)を読みました。内容はとても良く分かります。
おじさんは3つの学校で日本語を教えたからです。最初の学校は中国の国立大学です。来ている学生さんは全員エリートです。
中国は漢字圏なので圧倒的に日本語学習に有利です。まず漢字と言う他の外国人にとって最大の壁を簡単に乗り越えられるからです。微妙な意味の違いはありますが、慣れれば意味をすぐ理解できます。
もちろん発音は違うので苦労します。だから日本に来る留学生もこんなレベルだと思っていました。以前の留学生は皆エリートばかりだったからです。
1クラス40人近くいて、ベトナム人とネパール人が中心です。理事長は脱サラした人です。とてもビジネスライクなところでした。講師の入れ替わりが激しく、おじさんを採用してくれた時の校長も、最近見ないなと思ったらやめていました。
拡大路線で、次々に校舎を建築しては学生さんを増やしていました。銀行のお得意様のようで、忘年会には銀行の支店長が来ていました。
もちろん半年でやめました。今の専門学校は学生さんの数が13人くらいなのでありがたいです。日本人がほとんどで、1クラスだけ留学生のクラスがあるだけです。
コンビニは少し日本語が話せれば勤められます。ネパール人の学生さんよりベトナム人の学生さんの方がコンビニで働いているようです。
ただ将来的には外国人が来ることが減ってくると思います。サイトなどを見れば、どうもオリンピック後くらいになるでしょう。
その前に日本政府がきちんとした外国人労働者対策を考えるべきでしょう。明日は専門学校の仕事です。