最近起こっている防衛を巡る諸問題
今日は一日のんびり過ごしています。これを書いて少し涼しくなったら買い物にいくつもりです。相場も方は対ドル相場も株式相場も大きな動きがないので、今日は別のことを書きます。
今防衛問題を巡って様々な動きがあります。どうも余り芳しい話ではなさそうです。ミサイル防衛システムについては当初見積もりをはるかにオーバーしそうです。
確かに防衛力を高めるために有効なのかもしれませんが、余りに高すぎます。アメリカとの貿易戦争を回避するために、買っているとしか思えません。
戦前の旧日本軍の装備を見ても、当時から陸上装備については世界の流れから遠く離れたものでした。第二次大戦当初から自動小銃の必要性が唱えられていました。
これも国産にこだわったらかです。海外から輸入すればはるかに高性能な短機関銃をいくらでも購入できるでしょう。
ピストルも世界の趨勢からはるか遅れています。陸上兵器は完全にガラパゴス化しています。国産の機関銃も性能が悪そうです。これも海外にいくらでも良いものがあります。
いざ有事の際国産でないと困るという意見があります。しかし、いざ有事の際に低い性能の武器では相手に勝てません。まさか武器の性能の悪さを精神力で補えというのではないでしょう。
自衛官募集には景気が影響します。景気が良いと応募が減るのです。それで募集年齢をあげるようです。曹候補学生と任期制自衛官の応募年齢を30歳以上に上げるようです。一説では32歳までにするという意見もあります。
30代と20代では体力差が大きいです。昔の兵隊に相当する任期制自衛官はやはり体力のある若者が必要でしょうが、これからどんどん子供が減るので募集は難しくなります。
待遇を良くすれば人が集まるかもしれませんが、そのためには幹部自衛官の待遇を下げなければなりません。当然反対が起こるでしょう。確かに自衛隊はアジアでも世界でも有数の戦力ですが、内部を見ればしろうとのおじさんでも問題が多いことが分かります。
こればかりは先延ばしは無理です。17年後には18歳年齢の若者とくに男性が43万人になるのです。この若者を大学・専門学校・企業と取り合いしなければならないのです。その先人間が増えることはありません。徴兵制にすれば、よいという問題でもなさそうです。自衛隊を巡る問題にも抜本的な意識改革が必要になりそうです。
明日は県立図書館に行って読書三昧です。