新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

サマータイムについてー反対の立場から

 最近サマータイムを導入することが話題になっています。サマータイムの導入は以前から取り上げられてきた問題です。
 導入の理由は東京オリンピックです。猛暑の中オリンピックをするのが大変だかからサマータイムを導入しようというものです。
 まずこの理由がいただけません。そもそもおじさんは東京オリンピックにそれほど関心はありません。スポーツに関心のなりおじさんにとって、オリンピックはたんなる国際競技大会にすぎないのです。
 保守派の森さんや安倍さんにとっては国威発揚かもしれませんが、一庶民のおじさんには無関係です。また、東京オリンピックというくらいですから、会場はほとんど東京か東日本です。
 西日本に住むおじさんにとって簡単に見に行けるところではありません。さて、サマータイムですが、6月から9月くらいまでやるようです。
 夏休み期間中だけならよいのですが、学校があっている間は大変です。時計を1時間か2時間動かすようです。もし2時間動かすとすると、今の朝8時が6時になってしまいます。
 生徒さんは大変です。8時半始業なら7時半くらいに起きればよいのですが、それが今の時間で5時半に起きないといけなくなります。
 夜早く寝ればよいといっても、今の11時に寝ている生徒は今の9時に寝ることになります。7月ともなると7時半くらいまで明るいのでそれから1時間半くらいで寝るなどできません。
 当然寝不足の生徒が増えます。生活のリズムがくるって体調不良の生徒が続出するでしょう。東京などの遠距離通勤のサラリーマンも大変です。朝6時くらいに家を出る人もいると思います。
 そんな人は現在の時間の4時に家を出なければなりません。さらにすべての時計を動かさなければなりません。列車やバスなどのソフトも変更が必要です。銀行のATMもそうです。
 そのための経済的な負担も大きいです。その上変更にともなうなうミスが必ず起こると思います。そこまでして、東京オリンピックに国民が協力する必要があるのでしょうか。
 大体政府が提唱する政策は失敗することが多いです。ハッピフライデーも定着しませんでした。クールビズはみんな助かるので結構定着しました。
 経済界あたりが反対してくれるとサマータイムはひっこめると思うのですが。競技時間を早くすればすむことなのでそちらにしてほしいです。
 今日は買い物に行きます。明日は日曜日なので教会です。午後から以前勤務した県庁所在地の高校の同窓会です。教え子さんも58歳になります。