株式相場は怖いです。ースルガ銀行を
今日は本屋さんに行ったりして過ごしました。ところで、今日の株式相場は140円越の値上がりでした。しかし、個別にみるとなかなか厳しいです。
一番の注目点は不動産投資で問題を起こしたスルガ銀行です。以前からこの銀行の名前は知っていました。他の地銀と違ってユニークなビジネスをするというのです。
東日本の銀行なので、もちろん投資は考えていませんでした。それが、不動産投資を巡る不祥事で大変なことになっています。
今日この銀行の株はストップ安です。もちろん年初来安値更新です。100株単位株で620円です。かっての1000株単位になおすと、なんと62円です。
額面が50円とするとほぼ倒産価格です。年初来高値からすると何と四分の一の価格です。100万円投資したのが25万円になっているということです。
この銀行は確か金融庁がこれからの新しいビジネスをする銀行として持ち上げていたと思います。かってバブルの時バブルをけん引したのが不動産投資でした。
今回もスルガ銀行を厳しい状況に陥った原因が不動産投資です。おじさんの持ち株の不動産株も今ひどいことになっています。
年初来高値から4割安になっています。東京は知りませんが、おじさんの町でもマンションが続々できています。今住んでいるところも3か所ほどマンションが建つ予定です。
明らかにマンション過剰です。これも日銀の異次元金融緩和の影響です。今おじさんの町で起こっているのは、大規模マンションでなく、やや大きめの戸建てを壊してマンションを建てています。
以前は証券会社が年初来安値をつけていると書きました。不動産・地銀の株価も厳しいです。日経平均は上がっていますが、個別株価でいえば厳しいです。
だからと言って個人が買いに入ったという話は聞きません。まあ今は株価的には安値圏にありますが、手を出す状況にはありません。
とにかく、不安定要素が多すぎます。こんな時は黙って見過ごすのが一番です。明日ものんびり過ごします。