新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

学校も変わりました。-電子黒板導入

 久しぶりにこれを書いています。今日が中学の最初の授業です。職員室の机の上もきれいになっていました。どうもパソコンに電子教科書が入ったようです。
 これは電子黒板が使えるようになるためです。夏休み中に黒板を電子黒板に変えたようです。おもしろいのは、チョークの場合、いくらでも使えたのですが電子黒板で使うマーカーには名前が書いてありました。
 マーカーは個人専用で、書けなくなったらそれの芯だけ変えるのだそうです。職員室の入り口に芯がおいてありました。マーカーは黒・青・赤の3色です。
 黒板部分については、本来のホワイトボードとはちょっと違っています。電子黒板なので、いろいろなことができます。今日も教科書をボードに映しながら音読することもできます。
 まだ他のいろいろな機能があるようです。まだ教師が使いこなせないので、専門のアドバイザーが常駐してます。しばらくの間だけだとも思います。
 いつもはうるさい中学生も新しい機能にはびっくりして静かに聞いていました。すぐに慣れてまたうるさくなると思います。そういえば今日おもしろことがありました。
 今勤務している中学はおじさんが住む市に隣接しています。その町の図書館が中学のすぐ前にあります。読みたいと思っていた本について検索しているとその図書館にあることが分かりました。
 勤務先が町にあると本を借りることができるのです。それで今日行ってみました。田舎の図書館なので簡単に借りれると思っていました。
 条件に該当するのですが、勤務証明書を出してくださいと言われました。用紙があって、責任者の職印までひつようです。図書館は中学の前ですから、学校に引き返して事務の人にお願いしました。
 高校の場合、校長印や学校印は事務長が管理しています。校長が不在の場合でも事務長に書類を見せて、公印使用簿に書けば済むのです。
 ところが中学には事務長がいなくて、事務の人も二人しかいません。一人は県費職員で簡単に言えば県職員です。もう一人の方は町の派遣です。こちらは町職員ということになります。
 というわけで、校長印は校長不在の場合は貰えませんでした。明日は貰えると思います。そんなこんなで、取りあえず図書カードをもらって、本を借りることができました。
 本の名前は「ベルリン終戦日記」です。10年くらい前に出た本です。結構多くの図書館がもっているので、当時有名だったのでしょう。ただ今回借りた本はしおりが織り込まれたままでしたから、借りて読んだ人はだれもいないようです。
 明日も中学の仕事です。