急速に変化する世界の枠組み―取り残される日本
今日は午後から忙しいので今これを書いています。相場の方は円安株高の流れです。円も対ドルで113円台まで来ているようです。
今は全くそんなことはありません。日経平均が20000円の時も23000円になった時もほとんどおっじさんの持ち株は値上がりしていません。
ところで総裁選も終わり既定路線通り安倍政権続投です。あるサイトでこの選挙についておもしろいタイトルをつけていました。「ノーインパクト・ビッグサプライズ」です。新聞の論調も保守派の新聞は前者を進歩派の新聞は後者を使っています。
すべての者には二面性があります。腕時計も上から見れば丸い形でも横からみれば長方形です。どちらも腕時計の形の説明としては正しいのです。
ところで、国内政治は相変わらずですが、国際情勢はその間にどんどん動いています。今一番注目されるのは朝鮮半島情勢と米中の貿易戦争です。
中国とアメリカの貿易戦争は全く先が読めません。中国側が圧倒的に不利なのですが、メンツもあるので簡単に引き下がれないでしょう。
自信を持ったトランプ大統領がさらに強引な政策を進めるかもしれません。先の政策が見えないところが、トランプ政権の特徴です。
来年の今頃国際情勢がどうなっているか全く見えません。案外米朝戦争になっているかもしれないのです。一つだけ言えることは、今国際情勢で枠組みがどんどん変化しているのに、日本が追い付いていないことです。
日本の政治は急激な国際情勢の変化が苦手です。外交の安倍と言われましたが、今頃そんなことを言う人はいません。
アベノミクスもそうです。最初は華々しいのですが、尻すぼみです。じっくり人の意見を聞いてやらないからです。まあおじさんが憤っても仕方ありません。
なるようにしかなりません。一つだけ言えることはどんどん日本は世界情勢の変化から取り残されていきます。戦前独ソ不可侵条約を知って「欧州の情勢は不可解なり」と言って辞任した首相がいましたが、今の日本もそれに近いでしょう。
明日は所用があって教会は休みます。