新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

米中貿易戦争の行方

 今日は友人のミヤジイと市内探索を行いました。ミヤジイとの市内探索は目的地を決めず、落ち合ったバス停で来たバスに乗ってから探索地を決めるのです。
 ミヤジイは数学の教師ですが、数学以外に教えるとしたらと聞かれたら迷わず地理と答えるほどの旅行好きです。市内各所に出没して、およそ道があればどこでも行くのです。
 今日行ったのは昔からある禅寺と今はほとんど使われてない貯水池です。貯水池の入り口に車止めがありますが、歩きなので無視して入りました。
 およそこんなところに貯水池があるのかというところです。そこを見学して繁華街のデパートで昼食をして解散です。楽しかったです。
 ところで、国際経済で今最大の問題は米中貿易戦争です。対北朝鮮の時もトランプ政権はぎりぎりまで争いました。マスコミは米朝戦争かと騒いだものです。
 今回の貿易戦争も武力を使わない戦争です。新興勢力の中国を押さえ込むための戦争です。取りあえずは圧倒的にアメリカが有利ですが、このままで済むとも思えません。
 中国もどこかの時点で妥協するでしょう。しかし、中国はメンツを大事にするので、やられっぱなしというわけにはいきません。
 また、アメリカからひどい目にあっているのは中国だけではありません。EUもそうだし、カナダやメキシコもそうです。もちろん中国ロシアもそうです。
 当然反米の気運は世界中に広がるでしょう。それまでの親米国家も考えを変えるかもしれません。長期的にはアメリカにとって不利な状況になると思います。
 中国はサラミ戦略と言われるように、少しずつ少しずつ地歩を固めていきます。今はアフリカに手を伸ばしています。バチカンとも和解したようで、台湾を少しずつ外交的に締め上げています。
 日本にもアメリカは厳し貿易戦争を仕掛けてくるでしょう。その時安倍さんはどうするのでしょう。中国などと反米同盟を結ぶわけにもいかないし、さりとてアメリカのいいなりになれば国内世論が黙っていないでしょう。
 日本企業にも打撃です。安倍さんが反米の姿勢をとれば、アメリカもドル安政策で対抗するでしょう。本当にトランプ政権は世界にとって迷惑な存在です。
 さりとてアメリカから離れて日本は生きていけないので仕方のないことです。明日は仕事もないのでのんびり過ごします。