新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

内閣改造はしたものの。

 今日は中学の仕事でした。時間割の変更で午後まで仕事がありました。去年も別の中学で仕事をしましたが、午後から仕事はほとんどありませんでした。
 と言っても短縮授業なので助かりました。それに今教えて居る学年もだんだん落ち着いてきてこれも助かります。中学では2年生が一番難しいのです。大人と子供の中間だからです。しかし、大体2学期くらいになると大人に近づいてきます。
 相場の方はとうとう対ドルで114円になりました。株式市況の方はこのところ値上がりしていたので調整場面に入っています。
 ところでおじさんが読んでいる新聞に世論調査の結果がでていました。一連の政治の流れをそのまま反映しています。保守派の人は安倍さんが大好きですが、その人気にも陰りがでてきています。
 まず今回の内閣改造ですが、評価するとした人よりしないとした人の方が多いです。大体内閣改造をすると新しい内閣への期待が出るものです。
 今回は評価しないが多くなっています。在庫一掃内閣と揶揄されますが、国民もそう感じているようです。ほとんど名前の知らない人ばかりです。
 また、多くの問題を抱えている財務省のトップである大臣に麻生さんが留任したことについても、支持しないの方が支持するより多かったようです。
 文書改ざんという前代未聞の不祥事を起こし官僚は責任を取ったのに、トップが留任するなぞ民間企業ではあり得ないことです。
 また留任した本人も何ら後ろめたさが感じられません。内閣の都合だけでこんなことをしてよいのかというのが国民感情でしょう。
 まして安倍さんの悲願の憲法改正についてもその必要性を感じている人は少数派です。これまでの憲法で何の不都合もないのですから当然です。
 政党支持率でも自民党が下がって立憲民主党の支持率が上がっていました。国民はすでに安倍内閣の本質を見抜いています。
 総裁選挙での党員票の動向や沖縄知事選の結果、今回の内閣改造に対する世論調査などすでに兆候が見えているのです。
 大きな事故の前にはいくつもの小さな事故があるものです。一連の流れはこれからの安倍政権の行方を示唆しています。
 それに自民党の国会議員は気が付いて知らないふりをしているのか、全然気がつかないのか分かりません。すでに安倍政権は驕る平家状態です。平家物語が語る通り、驕れるものは久しからず、猛きものもついにはほろびぬです。
 風の前のちりに同じで、あっという間に吹き飛ばされてしまうのです。この言葉が真実であったがゆえに平家物語は1000年近く読み継がれてきたのです。
 明日は専門学校の授業があります。