イエスキリストの復活の謎
今日は日曜日なので教会に行きました。最近行きだした教会です。若い牧師さんで、スクリーンに映像を映し出したりします。時代の変化を感じます。
当時香油は極めて高ったのです。ただ彼女たちには大きな悩みがありました。イエスが葬られている墓の前に大きな石があって、入り口をふさいでいるのです。
伝わるところでは、20人くらいの男性でないと動かせないほど重く大きかったと言われるています。そんな大きな石をどうやって動かして中に入ろうかと思っていたのです。
ところが、「石は脇に転がしてあった」のです。不思議に思って中に入ると「白い長い衣を着た若者が右手に」座っているのが分かったのです。
この若者は天使だと言われます。天使というと羽をもった女性のイメージですが、本来は神の兵士なのです。ですから、旧約聖書などでは天使は若者のイメージで描かれます。
マルコ福音書では「婦人たちは墓を出て」逃げ去り、「震え上がり、正気をうしなってしまう」のです。そして、「誰にも言わなかった。恐ろしかった」からです。
しかし、現在使われている共同訳聖書では「結び」とあってマグダラのマリアに現れたり、二人の弟子に現れた
という記事があります。
ただ「震え上がり、正気を失うほど」であったという表現が使われるのは神に出会った時に使われるのです。つまり、イエスが先生でなく神の子だと知ったからあのような表現が使われているのです。
古代イスラエルでは神を見たものは死ぬと考えられていたのです。ですから、三人の女性は死の恐怖を感じて逃げ出したのです。
そして、最後はイエスキリストが神の子であるということを示して終わっているのです。いつも書いているように、何かい聖書を読んでも毎回新しい発見があるのです。
明日は所用で忙しいのでブログはお休みの予定です。