ポスト安倍時代はー混戦模様

　今日はとくに用事もなくのんびり過ごしています。午後は野球をテレビで見るくらいです。あるサイトを見ていたらポスト安倍について書かれていました。

　総裁選が終わったばかりですが、すでに話題はポスト安倍にに向かっているようです。安倍さんにとって最後の花道の憲法改正はとてもできそうにありません。

　今回の沖縄知事選では公明党支持者の離反がはっきりしてしまいました。経済的利益を求めて自民党と公明党は組んでいますが、戦争もからむ憲法改正となったら古い創価学会員が賛成するとも思えません。

　公明党の応援団である創価学会も雑誌などを見ると高齢化しています。そもそも創価学会の創設者は政府に弾圧された歴史もあります。ですから、公明党が積極的に憲法改正に賛成するとも思えません。

　それにさすがに安倍4選はないでしょう。これは国民も許さないと思います。となるとほとんどの国会議員はポスト安倍の思惑で動いているでしょう。

　いつ安倍政権が終わるかにかかっています。そのサイトも最大の関門は選挙だと書いていました。まず参議院選挙があります。そしてその後衆議院の任期満了が近づきます。

　衆参同時選挙が一番与党にとって有利ですがそううまくいくかです。取りあえず統一地方選挙がありますから、この動向が気になります。

　与党圧勝なら同時選挙の可能性が高まります。同時選挙に勝利すれば、ポスト安倍はかなり先になります。そうでなくても参議院選で勝利しても同様です。

　その時は今話題の石破さんと岸田さんは過去の人になるかもしれません。しかし、参議院選挙に敗北して憲法改正が不可能となったら安倍さんがやめるかもしれません。

　そうなると2回の総裁選に出馬し、地方票で実績のあり知名度も高いので石破さんで決まるかもしれません。国民の間でも2回も頑張ったのだから1回くらいやらせたらという流れも出てくるでしょう。

　議員票でいえば岸田さんです。しかし、石破さんに比べて戦う姿勢に欠けます。またカリスマ性も余りありません。激烈な国際環境の中であんなやさしい雰囲気で大丈夫かということになります。

　今急速に人気上昇しているのが河野さんです。外務大臣の仕事をうまくこなしています。語学も堪能です。ただ、総理総裁までやれる器量があるかは未知数です。また地方票を取るのも難しいでしょう。

　議員票も石破・岸田両氏と取り合いになったら負けるでしょう。この二人が勝負から降りたら優勢になります。野田さんや加藤さんはまだ経験不足です。

　とくに加藤さんは地方票でも国民の人気でもまだまだです。ダークホース小泉ジュニアも経験不足です。国民的人気も高く地方票も取れるでしょうが、議員票は難しいと思います。それでも一度は勝負しておかないと次の次で不利です。

　というわけで短期なら石破、長期なら河野と言ったところでしょう。面白のは次の次です。石破さんがなってもせいぜい1期くらいです。長期政権かする可能性は低いです。

　次の次で大きく日本の政治は変わると思います。若手の総理として小泉さんが出るか、国政初めての女性総理として野田さんかおもしろいところです。

　勝負をしなかった岸田さんには総理になる可能性は少ないと思います。河野さんは1回だけチャンスがあります。他人事なので勝手な予想を書きました。政治は一寸先は闇なのでさてさてどうなることか。

　明日は所用があって教会を休みます。