ポスト安倍に残される課題
昨日まで仕事でした。今日はのんびり過ごしています。このまま行けば今期で安倍政権は終わりです。政界ではすでにポスト安倍を見通して政策を考えているでしょう。
だれが安倍政権の後継者になっても残された課題の解決が大変です。安倍政治は確かに決められない政治からの脱却でした。
その分かなり強引な政策運営がなされました。ある面それが評価されたところもあります。その点ではトランプ政権と似ています。
政策が強引だった分次の政権担当者にとって負の遺産となります。大体強引な政権の後には融和的な政策を取る政治家がきます。
国民も強引な政策に飽きているからです。ただ誰が政権を担当しても安倍政治の後始末をしなければなりません。任期が残り3年ですから、その間に安倍さんが自分がした政策の後始末をするとは思えません。
それより、歴史に残る政策をしたいと思うはずです。今それがどんどん出てきています。経済ではアベノミクスを軟着陸させねばなりません。
今の金融緩和政策は異次元のものと言われています。異次元の政策を長期にやっているのです。安倍政権が始めたのに途中でやめれば、安倍政権の失敗ということになります。
となれば、次の政権担当者がこの政策を変更しなければなりません。異次元の政策をやったひずみが相当きています。当然ですが、元に戻すのには相当な痛みがあります。
法律自身が生煮えなので、運用する中で大きな問題が起こります。さらに、日本に住む外国人が増えればトラブルも起きます。最悪の場合、外国人排斥運動が起こる可能性もあります。
3年間外国人留学生に日本語を教えた体験から言っても、日本人と外国人では文化の違いがあります。また日本人の場合日本語が話せて当然の社会です。
日本語習得はかなり難しいです。動詞や名詞は覚えられるのですが、微妙な違いを出す言葉を理解するのが大変です。たとえば、まだきません。もうすぐきます。やっとときました。すでにきています。など来るということだけでもこんな微妙な違いがあるのです。
コンビニでアルバイトするくらいなら簡単な日本語でいいのですが、企業で働くとなると大変です。定住しても学校で苦労すると思います。日本人同士のいじめもあるくらいですから、外国人を仲よく受け入れてくれる可能性は低いです。
最後に突然北方領土問題に安倍さんは乗り気になっています。どうも2島分離で平和条約に進むようです。4島全面返還からの政策変更です。
外国人労働者受け入れの問題といい、北方4島返還政策の見直しといい、安倍さんの支持基盤である保守派から相当な反発がでそうです。
安倍さんにしたら、いまさら自分から支持を変更しても他に人はいないというところでしょう。保守派の雑誌がこの安倍さんの変節にどう対応するか楽しみです。
昨日ある保守派雑誌を見たら外国人労働者受け入れ反対の記事がでていました。月初めに一斉に雑誌がでますが、安倍礼賛の記事満載だったのですが、さてさてどうなるでしょう。
明日は日曜日なので教会です。以前行っていた教会に行きます。