さらに増す安倍政権の負の遺産ー水事業民営化
今日は中学の仕事でした。これも高校ではあり得ない、朗読のテストがあっていました。クラス全員が朗読して先生がそれを聞いて評価するのです。
スピーチの試験に続いて朗読の試験です。つくづく中学は不思議な世界だと思いました。今日は大変な日でした。おじさんの携帯はソフトバンクのものなのです。おかげで、大事な連絡が届くのが遅くなりました。3時くらいまでは使えたのですが、4時過ぎからはだめになりました。
外食して家に帰ったら、大事な電話が固定電話でありました。固定電話がなかったら大変でした。会社員の人など大事な打ち合わせができず大変だったと思います。
いつも日本は周回遅れで失敗した政策をやります。確かに人手不足のために外国人労働者がほしいというのは分かります。
しかし、植民地だったころ朝鮮半島の人を受け入れた以外日本人が社会に外国人を受け入れた経験はありません。つまり日本人には外国人と共生した経験がないのです。
言語は文化の一分野なので文化が色濃く反映します。日本文化の特徴はそのこまやかさです。微妙な違いを持たせることが日本文化の特徴なのです。
もちろん言語にもそれが反映されます。ちょっとしたことを言い表すのに多様な表現があります。その微妙な差異が分からないとコミュニケーションがむつかしいのです。
逆に物事を具体的に表現するといやがられます。もう少しなんとかなりませんかはいいのですが、200円まけてくださいと言うと眉をひそめられることになります。
次に水道法案ですが、水道事業の民営化を目指しています。水道事業が赤字だからです。逆に言えばもうからない事業に民間が手をつけるはずもありません。
現在ではある程度の人数の人が住むところには、水道があります。しかし、水道代に比べて格段に維持費がかかります。
民営化すれば、水道代金を営業に見合う水準にするでしょう。そうなると水道代が高くなるのは当然です。過疎地の水道事業はまず維持できなくなります。
ちょうど国鉄民営化で赤字路線が消えたようなものです。あまりの水道代の高さに過疎地の住民は出て行くでしょう。そしてどんどん人の住まないところが増えていきます。
今年生まれた子供が100万人を割っているのですから、いずれにしても50年後にはよほどの都市しか人がおなくなるでしょう。
明日は専門学校の授業があります。