新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

中学で授業をしました。

 またまた久しぶりにブログを書いています。先日おじさんの県でも高校入試の発表がありました。テレビでやっていましたが、悲喜こもごもです。
 11年前の現役時代を思い出します。そういえば、昨日と今日中学の相方の先生に事情があっておじさんが授業をしました。おじさんの身分は非常勤講師ですが、職務は学力アップです。
 つまり、先生について学力がアップするよう補佐する仕事なのです。と言ってももちろん中学の免許状がありますから、授業はできます。
 去年勤務した中学でも1回やりました。今の学校でも1回やりました。ですから、昨日今日で4回することになります。中学と高校では生徒も全く違うし、教える内容も違います。
 今回の授業は文法です。高校でも文法を教えますが、こちらは古典文法(文語文法)です。現代文法(口語文法)と全く違うのです。ちなみに高校では現代文法は全く教えません。
 以前の中学で教えたのも文法でした。ですから何とかやることができました。先生が違うと教え方が違うのです。テキストは同じでもどう教えるかは先生に任されます。
 相方の先生は暗記を中心とされました。時間がないので仕方ありません。おじさんは、なぜどうしてを中心に教える派です。ただこちらは時間がかかります。
 1回だけの授業だったので、こちらで教えました。それと高校入試は高校生活について聞くことが少ないのでこちらの話もしました。
 昨日おもしろかったのは、あるクラスで教えた時のことです。そのクラスはやんちゃな子供が多いので、担任の先生がついてくれました。
 その先生は自分は大学の時、塾で中学生にに国語を教えたことがあるので大丈夫ですと仰るのです。お願いしましたが、その先生の教科は何と音楽なのです。
 そういえばおじさんも前の中学で数学の授業に入ったことがあります。一次関数の授業でしたが、おじさんも大学の時家庭教師で英語と数学を教えていたので、十分補助ができました。
 取りあえず何とか他のクラスに迷惑をかけず終えることができました。この中学での仕事も後2回です。このままこの中学で生徒さんの行く末を見たいという気持ちと、高校に帰りたいという気持ちとあります。
 と言っても教育委員会が雇ってくれないとどうにもならないので、後は運頼みです。もしかしたら、また別の中学になるかもしれません。
 明日は仕事もないので、のんびり過ごします。