新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

どうなる5月政局

 このところ曇りの日が続いています。今日もそうです。雨がふるならそれでもよいのですが、そこまではいかないようです。今週の授業の方も終わりました。ツマクマは今日は書道教室へ行っています。おじさんは3週間くらい前までは午前中いっぱい授業があったのですが、今は朝の1コマ(45分×2)で終わりです。授業も6月の第2週で終了なので、来週くらいから試験問題を作る予定です。
 今日も株式は低迷気味です。大きく下げた後の戻りが弱いです。多分ギリシャ国債問題から外国人投資家の投資意欲が減退していると思います。日本人の個人投資家も様子見のようです。だいぶ下がったので、日本人の個人投資家が買いに出るかと思ったのですが。6月~7月にかけてボーナスシーズンなのでその頃少し買いが入るかもしれません。おまけに政治状況も混迷しているようです。多分参議院選挙前に鳩山内閣は総辞職だろうと思います。おじさんの予想では、国民に名前が知られている管さんあたりが総理大臣になるでしょう。
 いずれにしても小沢さんは幹事長職を手放す気はないと思います。管さんも小沢さんを幹事長に留任させることを条件に支持を取り付けると思います。もし、小沢さんが参議院選挙後に幹事長に再度なれるという確約が取れたら、辞任するかもしれません。そうなれば、管総理に新幹事長ということで自民党に勝つことができるかもしれません。いずれにしても、参議院選挙後、国民新党社民党とは縁を切って、公明党との連立を組むでしょう。
 何と言っても自民党は今崩壊状態です。ここで野党第1党の自民党がしっかり政権奪還を目指せば今度の参議院選挙の結果が変わってくると思うのですが、明確な方向が見いだせないようです。現在の小選挙区制では党首のキャラクターが大きく影響を与えます。政権支持率は政権交代とは無関係です。次の総選挙はどんなに早くても2年後でしょう。今回の参議院選挙が終わればしばらく国政選挙はないはずです。
 民主党としても、参議院選挙で過半数を取れるとは思っていないはずです。どれだけ負けを少なくして、公明党の影響力を減らすかだけを考えているはずです。たとえ民主党の支持率が低くても、民主党に代わる勢力はないのです。自民党参議院単独過半数をとる可能性もないでしょう。比較多数にはなるかもしれません。しかし、公明党は野党連合はないと言っています。
 そうなると、民主公明連合政権が誕生し、野党は第一党の自民党と他の小政党や共産党ということになります。そうなれば、野党がまとまって民主公明連合に対抗するのは困難です。予算編成も2年目を迎えます。だんだん民主党も政権担当がどんなことか分かってくるでしょう。
 民公連立政権が成立すれば、自民党を離党する議員も増えると思います。そうなれば、イギリス労働党のように2期ないし3期の民公連立政権が続くことになるでしょう。そのころ今の福田さんや安倍さんや麻生さんなどは引退しますので、全く今とは違った政治状況になると思います。
 海外選挙人証書を手に入れたので、日本に帰っても投票できます。5月~6月にかけての政局は注目されるところです。今日の午後は作文コンテストの集約です。明日はちょっとのんびりできます。