新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

中国食生活報告(昼食編)

 今日は久しぶりに雨でした。大体午前中に上がるのですが、今日は少雨ですが午後も降っています。授業の方は午前中で終わって、午後は卒業論文指導です。一番早く完成させた学生さんの論文について、構成を組み替えたり、内容について補充を指示したりしました。
 おじさんの指導学生は6人なので、これから続々卒業論文の草稿を送ってきます。残り二人は前回ほぼ完成したいたので問題はないのですが、男の子2人については目次までしか見ていないのでちょっと心配です。一応論文を仕上げるのは来週なので何とかなるだろうと考えています。
 ツマクマは連日のスピーチコンテストの指導でくたびれています。それに珍しく風邪気味で今日もダウンしています。おかげで冷蔵庫の中がそろそろカラになりつつあるのですが、買い物は無理なようです。
 さて今日は、中国におけるおじさんたち(おじさんとツマクマ)の食生活パート2です。今日は昼食について書きます。日本にいた頃は高校の学食が不味いので、弁当を愛好していました。学食は山の上にあるのです。(おじさんの高校は山の斜面に沿って建っていました。)そこまで行くのは大変だし、メニューは少ないしであまり行きませんでした。
 こちらでは大きな学生食堂があります。またちょっと値段は高いのですがおしゃれな食堂があります。前期にD区で午前・午後と授業があった時は、色々食べました。何と言っても学生数が1万人くらいなので食堂が8つくらいあります。どこに行って食べれば良いのか分からないので、学生さんと一緒に食べていました。中国語で注文しないといけないからです。とは言ってもご飯物は量が多いしおかずも辛いのので主としてワンタンとかラーメンとかを食べていました。おもしろいのは、職員専門の食堂があって、そこはバイキング方式で9元(140円)でした。早く行くと熱々のご飯にスープ、そしておかずが取り放題です。しかし、補充はしないようで、遅いとご飯は冷めているし、おかずも余り残っていないようです。2回くらい行きましたが、おかずに飽きて行かなくなりました。
 後期になってからは、ほとんど家で食べています。(ツマクマが外出する時をのぞいて)これまで何十年間も土日以外自宅で昼食を食べたことがなかったのです。今は色々です。大体面(麺類)が多いです。面はスーパーで各種売っています。結構おいしいです。ダシと具が一緒のもあります。地元料理はとにかく辛いのですが、最近慣れてきてスーパーで売っている辛い面(つけ麺風)を食べています。特徴は具としてピーナツを入れることです。ピリカラが少し和らいで結構いけます。
 また、面だけゆでて、やまかけソバもどき(山芋もちゃんとあります。名前は山葯・・山の薬 といいます。)や、おろしソバもどき(大根もあります。結構辛口です。)を作ったりします。だしは日本から持ってきたものを使います。ラーメンもあります。日本風のは味千ラーメンといいます。しかし、売り切れていることもあってこの頃はあまり食べたことはありません。中国風ラーメンは1種類だけ口にあうのがあって、それに野菜や肉を入れてちゃんぽんもどきを作って食べていました。
 今はシーズン的にやまかけソバかおろしソバです。焼きそばもどきも作ります。「焼きそばのたれ」だけ日本から持ってきて、他の材料は全て地元のものです。味はちょっと日本の焼きそばと違いますが、大体それらしくなります。
 ご飯物はチャーハンが定番です。近くの蘭州ラーメン店で日本の焼き飯そっくりなものを見つけたので、時々食べています。昼食は今ではほとんど外食しません。まれに、先程書いた蘭州ラーメン店で「刀削炒面」(刀で削った面を焼きそば風に炒める)を食べます。7元(130円)です。手延べなので多分日本で食べれば700円はすると思います。ラーメンは大と小があるのですが、「刀削炒面」は区別がありません。結構ボリュームがあります。これにはスープがついてきます。おじさんの大好物なのです。
 こんな調子で昼ごはんも堪能しています。ちなみに今日はチャーハンでした。明日はおじさんは休業日です。前に書いたようにそろそろ卒論草稿が送ってくるので忙しくなると思います。ツマクマは中国語会話です。