新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

旅行から帰りました。

 今日は曇りです。今日の午後二時過ぎに帰ってきました。8月31日から9月3日まで3泊4日の旅行です。目的地は貴州省の黄果樹大瀑布です。その他竜宮と言われる自然公園にも行ってきました。詳しいことは明日書きます。
 
 日本では小沢さんと管さんの一騎打ちのようですね。中国のテレビニュースは旅行中ほとんど見なかったので詳しい様子は分かりません。どちらが勝っても政治的には大きな変化になると思います。基本的には参議院衆議院がねじれ状態なのですから、強引な政治手法は使えないでしょう。
 
 小沢さんが勝って、以前のような大連立を目指すのか、それとも管さんが勝ってひたすら低姿勢の政治運営をするのか、どちらにしても大変ですね。経済の方も円高で大変ですね。おじさんの指導学生さんが、今度日本に留学するのですが、人民元が円に対して大幅に下落しているので、大変です。
 
 もともと人民元はドルと連動していたので、ドルが安くなっている現在は当然円に対して安くなっています。実態経済と為替は異なるので仕方ありません。中国から学費や生活費を送金してもらうにしても大変だと思います。
 
 さて、旅行の方ですが、今日は全体の印象を書きます。おじさんはこれで、中国西南部はほとんど行きました。これまで旅行したのは、四川省雲南省貴州省陝西省湖北省などです。貴州省省都貴陽はとてもきれいな街でした。さすが省都だけはあると思います。
 
 道も整備されていました。ところが、この街は都市計画がうまくいっていないようで、渋滞がひどいようです。と言っても街の中心だけですが。おじさんの街にも繁華街がありますが、この街にも繁華街がありました。感じから言えば、成都四川省省都)は落ち着いた古い街で、日本で言えば仙台みたいな感じです。貴陽は落ち着いた街ですが、そんなに古い街という印象はありません。昆明省都ですが、貴陽の方がにぎやかな気がしました。
 
 今回は行きは汽車で行きました。汽車で11時間かかる予定でしたが、1時間くらい遅れてしまいました。午前9時にでて、到着は午後7時過ぎの予定だったのですが、実際は午後8時になってしまいました。そんなに遅れても誰も文句を言ったりしません。さすが中国だと思いました。もちろん始発のおじさんの街の駅は定時出発です。
 
 汽車は広軌なのでとてもゆったりしています。日本の汽車より車体が相当大きいです。幹線なので全線電化されています。車窓の風景については又書きます。帰りは飛行機でした。飛行機だと何とわずか50分です。飛行機に乗って、お菓子と飲料水を配ってしばらくするともう空港についてしまいました。
 
 その分値段も汽車の5倍近くしました。汽車は145元(1700円くらい)なのに飛行機は750元(8500円)です。ホテルも結構きれいなところでした。ホテルの印象もまた別の機会に書きます。全体として今回も期待通りのとても楽しい旅行になりました。ガイドの方が10月から日本に行くし、大学が始まれば休みがとれないので、こんな楽しい旅行も今回くらいまでのようです。
 
 明日は授業の準備をします。