新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

貴州旅行総括

 今日は雨で涼しかったです。日本は相変わらず30度を超す真夏日のようですね。おじさんの街は毎日26度くらいで秋のようです。このまま涼しい日が続けばありがたいです。九州北部には台風が接近しているようですね。おじさんの住む街は内陸部なので台風とは全く無関係です。おじさんの大学の中国人の先生で大学の先生になる前宮崎県へ交換研修で行かれた先生が、台風の時余りの強風にびっくりされたそうです。
 
 民主党の代表選挙は混とんとしているようですね。国会議員では小沢さんが優位で地方では管さんが優位ななようですね。結果はどうであれ政治の大きな転換点になるでしょうね。経済の方もわずかながら株価が上昇しています。このままダウ平均が1万円台に乗ってくれればありがたいのですが。
 
 さて、今日は先週からの貴州旅行の紹介です。目的地は貴州省の黄果樹の滝です。この滝はパンフレットによれば世界第2位でアジア第1位の大きさなのだそうです。もちろんその滝だけでなく、その地域一帯が観光地になっています。貴州省雲南省と並んで貧しい地域です。
 
 以前行った湖北省などに比べてやはり貧しいという印象を持ちました。もちろん省都の貴陽などは大都会という印象ですが、農村部や地方都市は粗末です。安順という市にこの滝はあります。安順も特別快速が止まる結構大きな市です。
 
 この滝のある地域は国家5A級(Aが多いほど優れた観光地です。5Aが最高です。)これ以上は世界遺産クラスになります。入場料は120元(約1400円)です。100元が最高金額の紙幣ですから、結構高い入場料です。日本で言えば1万円に近い感覚です。ただこの入場券で3ケ所の観光地が見学できるので、そんなものかもしれません。
 
 最初はちょっと小ぶりの滝を見学しました。鳳凰百鳥園ともいいます。ここはその小ぶりの滝とクジャクや鴨、などの野鳥が放し飼いになっています。最初に目的の滝に行くと後がつまらないというタクシーの運転手さんの話でまずこちらにきました。
 
 ちなみに、見学する場所が異なっており、そこを回るバスは一人50元(600円くらい)なので、タクシーでまわることにしました。タクシーの運転手さんが同額で回ってくれるとの約束をしてくれたのです。バスだと出発時間街などがありますが、こちらは時間が自由なので助かりました。
 
 次に行った天星橋景区(景区は景色の良い地区の意味です。)は水辺に様々な奇岩があったり、鍾乳洞があったり、岩場を水が流れていたり、一番印象的でした。ここはかなりの広さがあり、全部回るのに2時間半くらいかかりました。
 
 そして最後に黄果樹の滝をみました。ここもなかなか勇壮な滝でしたが、渇水期でちょっと物足らないところもありました。でも、滝の裏を行く道があって滝を裏から見ることができたのでよかったです。満水期には立ち入り禁止になるのだそうです。ここは谷底のようなところなので帰る時は大型エスカレーターにしました。何と有料で30元(340円くらい)も取られました。350メートルもあるそうで、注意書きに座りこまないようにしてくださいとあるほどです。
 
 夜は安順の街の屋台街に行きました。最後に泊まった貴陽の街にも屋台街がありました。貴陽の屋台街の方がずっときれいでした。屋台街は貧しい人に商売をするチャンスを与えるのだそうです。歩道を占拠しているのも市の許可があるからです。
 
 次の日は竜宮景区に行きました。ここは川を船で下ります。最初の船はモーター付きですごい勢いで走りました。ちなみに、ここも安順市内にあります。入場料も120元です。書き忘れましたが、どちらも60歳以上の人は半額なのです。おじさんたち外国人もパスポートで年齢を確認してもらって半額にしてもらいました。
 
 先日書いた鍾乳洞のお寺もここにあります。さらに先に進むと今度は鍾乳洞の中を手こぎの船で進みました。こちらは相当深いようで、船には救命胴衣が備え付けられていました。真っ暗な中に明かりがともっていてとてもきれいでした。
 
 ここはお勧めのスポットです。こうして旅行は終わりました。帰りは12時30分の飛行機で何とたった50分でおじさんの街につきました。行きは汽車で12時間かかたのですが、飛行機ではあっと言う間です。4日間の旅でしたか充実した旅になりました。
 
 明日からいよいよ授業開始です。明日は4年生の総合日本語があります。明日は午前中1コマ(8時から9時40分まで)だけです。授業についてもまた報告します。