中国街かどおもしろ報告２ - 新おじさん教師のひとりごと

　今日も薄曇りです。いよいよ今日で国慶節の休暇もおしまいです。今年は様々な事情（風邪気味・お金がない・いつもガイドしてくれる学生さんの事情）などで、どこにも行けませんでした。一番大きな理由は、これまでの旅行で結構お金を使って、余りお金がなかったことです。

　国慶節中は日本のゴールデンウイークや正月休み同様、早くから予約しないとホテルなどもゲットできないのです。それに、料金も時には普段の2倍以上になります。中国の観光関係の業者さんにとっては、掻きいれ時なのです。それでも、日本のゴールデンウイーク同様、天気に左右されます。雨が続いたりするとさっぱりということになります。今年は何とか天気もよかったようです。

　さて、今日はどこにも出かけなかったのでネタが余りなく、昨日に続いて街角報告の続編を書きます。本当は日中は本当に戦うのか、また戦えるのか（結論は不可能なのですが）などと言った軍事関係のブログにしたかったのですが、ブログの読者にはいろいろな人がいるのでやめにしました。民族主義的なブログを書く人の中には軍事的知識が欠如している人も多いのでいつか書きたいです。

　中国の街を歩いていていつも目につくのは、街角で麻雀をしたりトランプをしたりしている人の多さです。最近は麻雀よりトランプの方が多いです。どんなところでもやっています。先日は大学の研究棟の前の階段でやっているのを見ました。（もちろん学生さんではありません。）大きな声では言えないのですが、小額とはいえお金をかけていると思います。その根拠として、トランプをやっているテーブルに小額紙幣（1元札など・・12円くらい）が必ず乗っています。

　日本の感覚で言えば100円単位の賭け率だと思います。最近では中国将棋をやっている姿もみかけます。ちなみに中国の麻雀は上がり麻雀で、日本のドラとか役（三色とか一通など）はないようです。リーチはかけるようです。ですからとても勝負が早いです。トランプもウノのような感じです。切り札にも似ていますが、どうもなじみがありません。

　日本にあって中国にないのがパチンコ屋です。ゲームセンターはありますが、こちらはありません。またネットカフェエのようなものはありますが、日本のような個室ではありません。オープンスペースにパソコンが並んでいます。ほとんど学生さんで、ゲームをやっています。未成年者は立ち入り禁止と中国語で書かれています。ちなみにカラオケはKTVと呼ばれて大きな店がたくさんあります。

　また中国のトイレはご存じのように扉のないニーハオトイレだと思われていますが、最近おじさんの街でも汚名返上できれいな公衆トイレができ始めました。（もちろん扉もあります。）以前何だったか忘れた場所にトイレができていました。入ったことはないのですが、外から見る限りはとてもきれいでした。

　中国では結構有料トイレが多いです。公共トイレ（中国語ではトイレは厠・洗手間・衛生間などと書かれています。）は基本的に無料です。昨日行った専門店ビルでも有料トイレでした。ただそこでも公共洗手間と書いてあると無料です。料金は5角（6円くらい）が多いです。トイレットペーパーはよほど大きなホテルでないと置いていないので、外出にはペーパーは必需品です。

　中国ではスーパーでもトイレが使えないところが多いので、どこにきれいなトイレがあるか知っておくことはとても大切です。デパートなどでも、事前に調べておかないとどこにトイレがあるか分からない場合があります。商品の出入り口の奥にあったりします。中国語が分からないとやたらに探せない（店員さんから怪しまれる）ので困ります。

　一番きれいで安全確実なのは、大きなホテルのトイレです。入り口のボーイさんも、人を見る目があるので、日本人の場合、絶対に咎められたりすることはありません。（中国人か外国人かすぐ分かります。）特に中国では堂々としておくことが大切で、変にきょろきょろしたり、おどおどすると悪いようです。

　中国のトイレで一番高級な設備はやはり日本製です。TOTOのものが最高のようです。大きな家具専門店などでも扱っています。空港でも上海あたりでは確かTOTOだったと思います。デパートくらいでは地元のものもあります。もし中国のホテルやデパートでTOTOのものを使っていたらそこは一流レベルだということになります。

　今日はツマクマは学生さんとメガネを買いに行きました。こちらは安いので老眼のように検眼の必要ないものは買ってもよいのです。いつもお世話してくれる学生さんが日曜日に日本に留学するので、これからまたお世話をしてくれる学生さんを探さなければなりません。