新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

中国大学留学生文化祭

 今日は久しぶりの授業でその上小雨もあり大変でした。それでも朝一の授業なので午前10時半には終わりました。今日は後述しますが、大学の留学生文化祭があってそれも大変でした。
 
 さて、今日は以前から予定されていた、全学の留学生による文化祭がありました。今日から金曜日まで様々な行事があります。今日は最大のイベントである、各国のコーナー(ブース)による展示です。もちろんおじさんの国日本もあります。
 
 今日はまず展示場の開幕式がありました。午後1時からの開幕です。来賓の人が文化祭のコーナーのテープを切って始まりました。おじさんたちは以前協力依頼の連絡をもらったのですが、その後何も言ってこないので、見学だけしようと思っていたら、是非着物などを展示してほしいと、国際交流処(留学生部)の副処長さんから依頼されて急遽準備しました。
 
 参加国は30ケ国くらいです。大きな国(大勢留学生のいる国)は結構大きなコーナーを貰っていました。中には国名だけあって、展示のないコーナーや展示だけあって担当者のいないコーナーもありました。日本コーナーは韓国コーナーと隣接し、御向かいはベトナムコーナーでした。韓国もベトナムも力が入っていました。
 
 アジアではこの2ケ国とタイががんばっていました。この3国は留学生も多いです。一番がんばっていたのはロシアです。何とこの国は熊のぬいぐるみまで用意していました。もちろん、タイ・ベトナム・韓国・ロシアは民族衣装を用意して、何人かはそれを着ていました。(アフリカ・アラブの国も民族衣装を着ていました。)
 
 タイ・ベトナム・韓国は食べ物を作っていました。これも人気でした。ベトナムと韓国は相当大規模に食べ物を出していました。さて我が日本コーナーはツマクマの着物が大活躍です。訪問着はさすがに屋外で着せるわけにはいかないので展示だけです。それに浴衣も展示しました。留学生の人は男の人が4人と女の人が3人です。それにおじさんとツマクマです。男の人は2人浴衣姿で女の人も3人浴衣姿になりました。また、ツマクマが着物の着付けを見学者にしてあげました。これは大評判でした。
 
 おじさんとツマクマは領事館から借りた法被を着ました。ちなみに総領事館の総領事も来賓で来ていました。おじさんの日本コーナーにも激励に来ました。総領事館からはキテイーちゃんのシールやパンフレット、おみくじ鉛筆などの提供を受けました。また大学の学長も立ち寄ってくれました。キテイちゃんシールも大人気でした。携帯に貼ってくれとか、ノートに貼ってくれとか言われました。
 
 日本の留学生は出し物としてソーラン節を踊りました。日本で想像しているのと違って、中国の学生さんは熱心に見てくれて拍手も多くありました。コーナーでもTシャツに日本語で何か書いてくれと言ってくる学生さんも多かったです。全く反日的は雰囲気はありませんでした。(日本で考えられているような雰囲気は全く大学構内に関してはありません。)
 
 ほとんどの学生さんが、片言の日本語でありがとうと言ってくれました。本当に楽しかったです。これも日本のことを知ってもらう大事な外交活動だと思いました。(政府間の外交も大事ですが、庶民レベルでは民間外交も大切です。)
 
 明日も授業は1時間だけです。