新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

中国大学学生食堂報告

 今日は曇り空だったのですが、一時晴れて午後から雨になりました。おじさんが帰宅する頃には雨があがったので助かりました。今日はいつも書いている地獄の木曜日です。朝7時のバスでD区へ行って、夕方18時にマンションに帰り着きます。おまけに今日は高速道路のトンネル近くで渋滞に会い、帰宅も遅くなりました。
 
 今日は株価も久しぶりにダウ1万円台に乗せてほっとしました。おまけに外貨(ドルとニュージーランドドル)も抱えているので、円安になってもらわなければなりません。まだまだ所有株価も評価損のままです。ダウ1万2千円くらいになったら、少し利益がでるのです。
 
 さて、今日はD区の学生食堂の話しです。今日も食堂前広場では色々なグループが宣伝活動をやっていました。あるグループは新聞紙で出来た服を着て人目を引いていました。このD区はとにかく学生が多いのです。多分2万人くらい学生がいると思います。
 
 その学生が昼休みの時間に一斉に食堂を使うので大変です。そのため大学食堂は第一食堂から第5食堂まであります。それぞれの食堂には、コーナーがあって、様々な食べ物を売っています。一つの食堂には一度に800人くらい収容できる広さがあります。おまけにおじさんの大学の学生さんはとても食事が早いです。一人大体8分くらいです。なぜそんなに早いのかと言えば、その後宿舎に帰って昼寝するためです。(昼休みは12:10~午後2時まで)
 
 おじさんが最近利用している食堂について書きます。ここは、他の食堂より3割近く高いので、比較的すいています。コーナーは14くらいあります。それぞれ特色を打ち出しています。おじさんが良く利用するのは、ワンタンと餃子のコーナーです。ワンタンは小3元(36円)中5元(60円)大7元(84円)くらいです。おじさんは中の海鮮ワンタンを注文します。ワンタンが15個くらい入っていて、おじさんの地方は辛口なのですが、ここのワンタンはあっさり味です。
 
 それだけでは不足なので、お好み焼きもどきを買います。これは巨大なお好み焼きもどきの一部を切ってくれるのです。具がほどんど入っていませんが、唐辛子と醤油(中国風)味で結構いけます。これは秤売りです。今日は1元くらいでした。大学カードで買うので値段はよく分かりません。大学カードは学内の売店やスクールバス、それに食堂で使えます。(学生さん全員と先生方の一部の人が持っています。)
 
 その他特色のあるコーナーは、鍋のコーナーです。ここでは1人前10元(120円)2人前18元(230円くらい)3人前28元(350円くらい)さらに4人前38元(450円くらい)まであります。別の学生食堂のラーメンが3元(36円)ですから、その10倍ということになります。1元は日本の100円の感覚です。中国の一番良く使う紙幣は1元なのです。
 
 この鍋はカセットフーのような携帯ガスコンロ付きです。温めながら、鍋を食べます。もちろん学生食堂なので、昼間からお酒を飲む人はいません。これと御飯を食べるのです。日本人の感覚からすれば、昼食から鍋はちょっとと思うのですが。数人で鍋をつつく姿も見られます。中には先生と学生が鍋とつついて御飯を食べている姿もあります。
 
 バイキング形式のコーナーもあります。好きなおかずをチョイスして、後は御飯を頼みます。おじさんの地方は西南部なので、圧倒的に御飯が好きです。女子大生でも日本では考えられないほど大盛りの御飯を食べます。それでも太っている人はほとんど見ません。中国ではケーキやおやつを食べる習慣がないのと、歩くことが多いからかもしれません。
 
 洋風ではフランス式鉄板焼きというのもあります。さすがに和風はありません。ただ別の学生食堂では、日本のうどんなどの看板があるので期待したら、単に看板の絵だけでした。教員専用の食堂もあって、こちらはバイキング方式で9元(120円くらい)です。きれいですが、バイキングの品目が少ないので2回くらい行ってやめました。
 
 中国の人の食欲は旺盛です。ただセルフに慣れていないので、食器を洗い場に持って行かない人が多く、自分で食器を片づけましょうという標語が出ています。日本ではちょっと考えがたいところです。学生さんでも田舎から出てきた人も多いので慣れていないのでしょう。
 
 明日はやっと金曜日です。ツマクマは土曜日におじさんより先に日本に帰ります。明日はその準備で大変です。