新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

おじさんの長期生き残り作戦

 今日は朝から霧もなく、午後も薄くもり程度でした。今日はツマクマが日本に帰国する日なので、濃霧になると飛行機が飛ばず、日本に帰るのが難しくなるのでとても心配しました。しかし、先に書いたような天気で、無事おじさんの街を飛び立って上海に向かいました。
 
 上海空港の国際線ロビーまで着いたという報告を受けたのですが、(そこまでは中国の携帯が使えるので)その後はまだ聞いていません。いざとなったら、日本の携帯も持っているので、まだ連絡がないので、無事おじさんたちの日本の街に着いたと思います。
 
 今日は、卒業生の人がわざわざタクシーを手配して、ついて来てくれました。本当に有難かったです。ツマクマが持ち帰ろうとした、靴べらが大きすぎて、再度包装をやり直さなければなりませんでした。こんな時、中国語の分かる学生さんがいて助かりました。結局、空港で包装し直して、50元(600円くらい)も取られました。
 
 さて、そんな訳でこれから、おじさんは1月初めまで約50日間くらい一人暮らしです。以前半年ほど事情があってやはり中国で一人暮らしをしました。その時はまだ赴任して半年だったので、様子も分からず大変でした。今回はすでに2年もこの街で過ごしているので、だいぶ楽です。
 
 この街の食べ物(四川料理の流れを引くのでとても辛いです。)にも慣れてきました。おいしい店もだんだんわかってきました。また、これまで買ったことのないおかずも食べれるようになりました。(道端の露店で売っているもの)
 
 しかし、そんな物ばかりとはいかないので、ツマクマがいる間にメニューを考えました。今日はその一端を報告します。今日はとりあえず、昨日の残りの豚汁と「ちまき」です。「ちまき」は大きな肉が入って2.5元(30円くらい)です。日本なら200円くらいします。豚汁は結構な量残っていたので、これが主食です。
 
 定番メニューはカレーライスとよせ鍋です。これを作ると3日くらい食べられます。昼は基本は面(麺)です。自分で作ってもよいし、外食もOKです。味千のインスタントラーメンがあってこれは結構日本の味に近いです。今日の昼はそれを食べました。
 
 それからオレンジページとかいう雑誌にのっていた料理も挑戦してみようと思います。簡単に作れるようです。今考えているのは、「茄子とソーセージのケチャップ炒め」(ケチャップはハインツのがあります。)「もやしと牛肉の味噌バター炒め」(味噌も日本から持ってきています。)「豆腐と豚バラ肉の卵いため」(豆腐も作りたてがあります。)まだまだあります。以前一人で住んだ時は、参考になるものがないので、いつも同じものを食べていました。
 
 野菜でも肉でも豊富なのですが、メニューを思いつかないのです。今回は、この本があるので、暇な土日に作っておいて、忙しい日に食べようと思っています。明日は、停電で夜7時まで電気がきません。御飯は炊飯器で炊くので、明日は外食です。昼は教会の近くの繁華街にある、日本料理店で鍋焼きうどんを食べようと思っています。
 
 ところでインスタント食品ですが、日本ほど冷凍食品の種類がありません。こちらでは夕食は自宅が基本です。中国料理はとにかく何でも油で炒める料理で、日本ほど手間をかけないようです。ですから油の消費量は驚くほど多いです。大きなポリ容器に油を入れてぶら下げて帰っています。
 
 食堂でも余りに油濃いので、必ず口を拭くペーパーが置いてあります。麺でも油の中に麺が浮かんでいる状態です。おかずもそうです。中身を食べ終わると皿に油がべっとりと残ります。そのくらいでないと物足りないようです。ですから、日本料理はあっさりしすぎて口に合わないようです。
 
 インスタント食品の筆頭は冷凍餃子です。ただ餃子やシューマイはスーパーで手作りのがあるので、それほど売れないようです。それから春巻きもあるのですが、これも余り売れてないようです。この地方では餃子やシューマイは余り食べないようです。インスタントカレーもありますが、これは日本製で、日本食品を置いてあるデパートにだけあります。カレールーも宣伝販売をしていますが、浸透はまだまだです。
 
 カレーが中国の国民食になる可能性は余りなさそうです。明日は日曜日なので教会へ行きます。その後繁華街で時間をつぶして帰ります。