新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

義父のことー不思議な夢

 今日は日曜日なので教会です。おじさんは頭が固い人間なので、決められた予定通りに行動しないといやなのです。と言うより日曜日一人で部屋にいてもつまらないし、バスで1時間(バス代は何と2元・・24円くらい)なので少旅行の感覚で行っています。
 
 今日昼食は以前ツマクマと言った日本料理店へ行って「鍋焼きうどん」を食べました。32元でした。(380円くらい)マックでチーズバーガーを食べると23元(280円くらい)ですから、日本の感覚では常識的なところです。ちゃんとエビのフライも入っています。
 
 と言っても中国の物価水準から言えば相当高い食べ物です。何と言ってもラーメン1杯7元(85円くらい)ですから。日本の感覚で言えばラーメン1杯500円とすると、その4倍ちょっとなので鍋焼きうどんが2300円というところです。日本人の感覚からすると安いようですが、中国人からするとお金持ち以外食べないと思います。
 
 さて今日は昨日法事(13回忌)があった義父のことです。死んだのは確か80歳であったと思います。おじさんは「ますおさん」(妻の両親と同居)状態で、義父とは10年近く同居しました。義父は地元の工業高校(と言っても県内で2番目に古い伝統校です。地元の進学名門高校と同レベルともいわれます。)を卒業後造兵廠(ぞうへいしょう・・兵器を作る国営工場)の技師になりました。戦争にも行ったようですが、すぐに工場に帰って終戦を迎えたそうです。
 
 戦後軍が解体された際、大学の技官にも国鉄職員にも転任できたのですが、(義父は今でいう防衛技官なので大学の文部技官に転官できたのです。)しかし、良く言えば起業家精神悪く言えば山っ気のある人で、どうもその後うまくいかず結局サラリーマンで終わりました。
 
 実はその仕事が特殊な工具(硬い物を削る研磨機械など)に関する仕事だったのです。おじさんの部屋にはドライバーはもちろんハンマーなど工具は一切ありません。それに日本語教師なので工具など一切関係ないのです。それなのに今日の明け方見た夢は、工具の展示会に行っていろいろ業者の人と話しをしているのです。
 
 目が覚めてなぜ工具の展示会場などの夢を見たのだろうと思いました。そして、昨日のことを思い出したのです。おじさんは子供の頃から良く夢を見ます。そしてよく夢を覚えているのです。義父の夢は亡くなってしばらくの間良く見ました。バイクの乗っていたのですが、義父のバイクの後ろに乗せてもらっている夢とかです。
 
 おじさんは神秘主義ではありません。俗に言う霊感はゼロに近いです。普段何も感じることはありません。ただ時々奇妙な夢を見るだけです。(聖書では旧約・新約ともに夢の話しが出ています。)義父は突然死にました。朝私が学校に行く時は元気だったのですが、(と言ってもすでにかなり体が弱っていましたが)ケアー施設で突然死んだのです。
 
 詳しい話しは省略しますが、突然学校に電話がかかって(まだ当時は携帯が普及していなかったので)義父が死んだことを知らされました。本当に信じられませんでした。息子は中学生でしたが、やはり学校に電話してすぐ帰宅させました。義弟は旅行中で列車の放送で呼び出され事情を知ったそうです。
 
 あれから13年経ちました。義父の孫たちも皆立派になり、ひ孫までいます。義母は間もなく89歳で90歳もすぐ目の前です。おじさんたちはそんなに長生きできるだろうかと思っています。まあ、これからの日本や世界がどうなっていくのか知りたい気持ちもあります。
 
 今日は和風でよせ鍋を作るつもりです。明日は休業日なので、久しぶりに散髪にでも行こうかと思っています。