新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

中学の仕事が終わりました。

 昨日で中学の仕事が任期満了退職です。何とか無事終えることができて良かったです。やはり学校学校で文化が違うと思いました。
 前に勤務した中学では、なんだかよそ者扱いでした。正規の先生との交流は全くと言っていいほどありませんでした。ただ行って仕事をして帰るとといった感じです。
 任期が終わって帰る時も、見送ってくれたのは相方の先生と親しくなった事務の方だけです。今回勤務した中学は職員の一人と言う扱いでした。
 前の学校では歓送迎会の案内も全くありませんでした。今年の学校はまず歓送迎会をどうしますかという電話があってびっくりしました。まだ勤務する前だったからです。
 勤務してすぐ写真を写しますと事務の方から言われました。はいと答えらたら、それはPTA新聞に掲載されるものでした。正規職員と並んで新任職員として紹介されました。学校新聞にも卒業文集にも正規職員同様名前と仕事が載せられていました。
 全ての公文書も正規職員同様閲覧がまわってきます。また、校長が入院した時も、正規職員同様お見舞いをどうしますかと言われました。
 昨日クラスごとに最後の挨拶をしました。あるクラスは単にありがとうございました。と言ってくれただけです。もちろんこれでいいのです。
 一番手がかかったクラスではそれもないだろうと思いました。ところが何とそのクラスでは、生徒が感謝状を作ってくれていて、授業の最後に読み上げてくれたのです。本当に感動しました。前から準備していたのでしょう。
 もう一つのクラスは終わりに中央委員(昔の級長)が感謝の言葉を述べってくれました。こちらも感動しました。最後に事務に必要書類を取に行ったら、事務の方が簡単なお菓子とメッセージをくれました。
 お見送りは校長が入院中だったので、教頭と教務主任がしてくれました。人間ですから、それなりの扱いを受けたら感動します。
 思い出深い中学でした。4月からまた仕事があれば、この中学で仕事がしたいと思いました。明日はのんびり過ごします。